コロッケが「北島三郎」「五木ひろし」「長渕剛」らになぞらえた人生最高の料理

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モノマネタレントのコロッケが、6月23日放送の『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。自身のモノマネのレパートリーになぞらえて、好きな料理を次々と紹介していった。

徳井義実(チュートリアル)と笹川友里TBSアナウンサーがMCを務める同番組は、料理の代わりにゲストの「人生で一番おいしかったものの話」をいただくグルメトークバラエティ。

芸能生活38年、モノマネ界のレジェンドと呼ばれるコロッケは、ショーパブからその芸歴をスタート。コロッケという芸名は、「顔がコロコロ変わるから」という理由だそうで、「最初は嫌な名前でしたよ」と振り返った。実際に、顔をコロコロ変えて見せると、そのモーフィングのような多彩な変化に、スタジオの出演者一同が「すごい!」と大喝采。現在、モノマネのレパートリーが300を超えるというコロッケの“匠の技”に、全員が感心していた。

そんなコロッケが「鍋界の北島三郎」と豪語するのが、京都の老舗「鳥彌三」の水炊きだった。坂本龍馬も愛したという名店の水炊きは、京都の地下水で3日間鶏ガラを煮込んだ白濁したスープが特徴。コラーゲンもたっぷりで、コロッケによると、食べるたびに、唇がコラーゲンでくっつきそうになるのだとか。さらに、〆は旨味がたっぷり出たスープで作るおじや。老舗が作る王道の鍋料理に、徳井も「確かに北島さんやって言われたら、そうですよね」と納得していた。

さらに、公演で1年の3分の2は地方にいるというコロッケが“主食”にしているものがあるという。地方にいるとき、3回に1回は食べるというその料理は、なんと丼ぶりチェーン「なか卯」の親子丼。先ほど出てきた京都の老舗とのギャップに出演者一同が「まじですか!?」と驚き、コロッケの“親子丼愛”にも圧倒されていた。

コロッケは、地方に行くと、必ず「なか卯」を探すそうで、セパレートになっている具をご飯の上に、すーっと流し込むのが大好きなのだとか。また、そのまま食べてもいいが、「その日の気分によって、トリュフソルトを軽くちょちょっとかける」と独自のこだわりも披露。そんな大好きな「なか卯」の親子丼をモノマネに例えると、「五木ひろし」だというコロッケ。「何故かというと、僕自身が一番密着しているわけです、なか卯の親子丼に。五木ひろしさんのモノマネも一番お客様からリクエストが多くて、一番自分の生活に密着していて、一番の栄養源であったりする」と解説し、「五木さんはどうかわからないですけど、僕は寄り添っていたい」と“愛”を語った。

この他にも、モノマネに例えると長渕剛だという麻布十番「叙々苑」の焼肉や、自分にとって美川憲一や志村けんのような存在だという、六本木「シーズン」のコンソメのジュレ、冷製スパゲッティが登場。モノマネを交えながら、次々と紹介していた。

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