小瀧望「ジャニーズはいつ脱ぐかわからない」と戒め『白衣の戦士!』

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中条あやみ水川あさみがW主演を務める新ドラマ『白衣の戦士!』(日本テレビ系、4月10日スタート、毎週水曜22:00~)の記者会見が2日、都内で行われ、中条と水川をはじめ、共演の小瀧望(ジャニーズWEST)、安田顕TEAM NACS)、沢村一樹が出席した。

本ドラマは、天真爛漫で型破りな“元ヤン”新米ナース・立花はるか(中条)と、「今年中に結婚退職!」を目標に婚活中の34歳“がけっぷち”ナース・三原夏美(水川)が、仕事に恋に悪戦苦闘しながら、成長していくナースコメディ。白衣の天使ならぬ“白衣の戦士”が、病院を舞台に奮闘する姿を描く。

ナースステーションを模したセットの中で行われた会見には、それぞれ衣装を着て登場。「わからないこともたくさんある中で、みなさんに救われている。素敵な現場」と撮影の雰囲気を明かした中条は、本作で顔芸に挑戦。「みなさんに嫌われないかと心配しているけど、ドラマがおもしろいと思ってもらえれば」と女優魂を覗かせた。

また、爽やか体育会系新米看護師・斎藤光役を演じる小瀧が「顔が濃いから、爽やかに見えるかどうか……」と眉をひそめると、水川が「爽やか!」と声をかけるなど和やかムード。看護師長・本城昭之役の沢村が、水川との“大人の恋愛”もあることを明かし「僕が出ているシーンは全部モザイクかかっています。音声だけで」と話すと、キャストたちは手を叩いて大笑い。小瀧が「めちゃめちゃ気になりますやん」とツッコむなど、チームワークの良さを見せた。

新人時代の失敗談や教訓についての質問に「オーディションで緊張しすぎて自分の力を出し切れなかった」という中条は、「深呼吸して、自分の思いを心から説明すれば(気持ちは)伝わるはず」とアドバイス。続く水川は、銃を使ってカッコよく決める芝居の現場で、チャックが全開だったという失敗談を披露。「そこからの教訓は?」と問う外科医・柳楽圭一郎役の安田に、「人前に出るときは、身支度をちゃんとしましょうね」とほほえんだ。

小瀧はジュニア時代に、インナーにパーカー、ジャケットというスタイルに早き替えするはずが、インナーが見当たらず、裸にパーカーとジャケットで出演した過去を告白。「鍛えていないワンパックのお腹をステージ上でさらけ出した」と振り返り、「ジャニーズはいつ脱ぐかわからないから、鍛えておくこと」と自身を戒めた。

その後、チャック全開のエピソードを披露しようとする安田に、「チャックの話じゃないからね! 失敗談だから!!」と声を上げる水川。だが、安田はめげずに「このドラマの1話か2話で、ずっとチャックが下がってます」と明言。「身だしなみは大事だけど、最初から最後まで貫けば……」と安田節を発揮していた。チャック全開対策には「同じ色の下着を履けばよい」と持論を展開した沢村だったが、「失敗していることに気づかないのが新人のいいところ。新人時代を楽しんで」とエールを送ると、キャストからも「いいこと言った」と拍手が起った。

また難しかったセリフについて聞かれた中条は「『脈拍100』と急いで伝えるシーンがあったけど、リハーサルで言えなくて。本番では『96』に変わっていました(笑)」と暴露。一方小瀧は「声が良すぎて注意されてたよね」と中条から指摘され、「舞台っぽくなっちゃう。声を張っちゃうんですよね」と苦悩を明かす一幕もあった。

「プライベートでは何と戦う戦士?」という質問が飛ぶと、中条は「食欲」、水川は「花粉」、小瀧は「週2の筋トレ」とそれぞれ回答。ところが、安田は「思い浮かびません!」とキッパリ。沢村も「プライベートはあまりなくて、台本かな」と話し、「それくらいドラマに没頭しているということ?」と言うMCに、「24時間ドラマのことしか考えていないので」とクールに答えて笑いを誘うなど、最後の最後まで和気藹々の会見となった。

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