堀北真希らが警視庁の巨悪に立ち向かう『ヒガンバナ』最終回

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堀北真希が主演を務める、日本テレビ系のドラマ『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(毎週水曜22:00~)。3月16日放送の最終話では、捜査七課が解体の危機を迎える中、メンバーが一致団結し、巨悪に立ち向かう姿が描かれる。

女性犯罪者および女性被害者対策を目的に設置された非公式の課・警視庁捜査七課を中心に物語が展開。一癖も二癖もある美しい女性ばかりが揃う捜査七課は、男性刑事たちから、根に猛毒を持つ花“ヒガンバナ”と揶揄されている。堀北が演じる一匹狼の超マイペースな刑事・来宮渚は、極めて高い共感力ゆえに、“事件現場に残る声”が聞こえるという特殊能力を持つ。ひとたび事件現場に立ち、ヘッドフォンを外すと、被害者や加害者の強烈な感情とシンクロして、その場に残された声が聞こえて気絶してしまう。その時、渚がつぶやいた“事件現場に残る声”が、事件解決のキーワードになっていく。

資産家・長井清(久保晶)の殺害容疑で、弁護士の道重(山中聡)と長井の娘を名乗る女・優香(新妻聖子)が逮捕されるところから始まる最終話。あまりにも早すぎる不可解な逮捕に、渚たちヒガンバナの面々は、神藤(佐野史郎)やすみれ(大地真央)ら警視庁上層部からの見えない圧力を感じ取っていた。しかし、“ヒガンバナ解散”の危機に晒されていること知りながらも、渚らは捜査を続けることを決意。真実を暴こうと結束を固めるのだった。

捜査を進めていくと、晴子(斉藤由貴)が家政婦として担当した資産家が、10年間で複数人亡くなっていたことが判明。渚と雪乃(檀れい)は、その中でも晴子と同じ姓で彼女の顧客だった男性・藤村喜一郎の遺族を訪ねる。その息子・裕喜(飯田基祐)からの証言で、喜一郎は晴子と結婚の約束をしており、全財産を譲るという遺言を遺して死亡していたことがわかった。一方、警視庁に都合の悪い事実を隠ぺいしようとする神藤の方針に疑問を抱いた、捜査一課の北条(平山浩行)と黒田(木本武宏)も“ヒガンバナ”と共に捜査に加わることを決意する。

果たして、渚たちは長井を殺した“犯人”とその背後にある真実を明らかにすることができるのか!? そして事件のすべてを知った渚・雪乃たちがすみれに対して出した結論とは……。

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