ロス五輪開幕!総監督・阿部サダヲ、非情な決断で選手・斎藤工らとの間に軋轢『いだてん』第29話

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中村勘九郎阿部サダヲが主演を務める大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(NHK総合、毎週日曜20:00~)。8月4日に放送される第29話「夢のカリフォルニア」では、いよいよロサンゼルス五輪が開幕する。

宮藤官九郎が脚本を務める本作は、日本で初めてオリンピックに参加した金栗四三(中村)と、日本にオリンピックを招致した男・田畑政治(阿部)が主人公。日本が初めて参加し、大惨敗を喫した1912年の「ストックホルム」、幻となった1940年の「東京」と敗戦、復興、そして平和への祈り。1964年の東京オリンピックが実現するまでの日本人の“泣き笑い”が刻まれた激動の半世紀を豪華キャストで紡いでいく。

ロサンゼルス五輪に、日本水泳チームの総監督として現地に乗り込んだ田畑は、広大で美しい選手村で各国の選手たちが交流する姿を見て、これぞスポーツの理想郷と感激するが、その一方で日系人差別も目の当たりにするなど複雑な思いも抱く。

全種目制覇を絶対の目標とする田畑は、本戦に出場するメンバー選びで非情な判断を下し、高石勝男(斎藤工)ら選手との間に軋轢が生まれる。果たして、田畑の執念は実を結ぶのか?

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