Mr.マリック「ついに4Kの時代です」とため息…の理由は?『神業革命!スーパー4Kマジック』

公開: 更新:

Mr.マリックが、12月16日(日)21時から放送される『神業革命!スーパー4Kマジック〜新時代の超絶ミステリーを見抜けるか!〜』(BS朝日4Kチャンネル)に出演する。オンエアに先駆け、都内で試写会が行われ、Mr.マリック自ら番組の見所などを語った。

4Kカメラを使って超魔術の世界を活写し、奇跡を自在に操る凄腕マジシャンたちの神業を高精細映像で解き明かそうという本番組。試写後、感想を聞かれたMr.マリックは「ついに4Kの時代です」とため息。

「わたしがテレビに出た30年前は、ほとんどのマジシャンがテレビを避けた。心理的に相手の意識を誘導するような心理トリックがたくさん使われていた時代で、テレビで撮るとすべてバレてしまうからです。わたしの時代のマジシャンはまさにテレビカメラと戦いでした」と振り返り、「人間の目を超えた4Kテレビの登場で、今後のマジシャンはどうなってしまうだろう。これからの子たちは、この4Kと勝負しないといけない」としみじみ語った。

そんなシビアな現状を語りつつも、Mr.マリックは「(今回番組には)4Kに対抗できると未来を託した子たちが8名出ています。マジシャンのための番組でもあります!」と、頼もしいコメント。彼の後輩である、リアルマジシャンのRYOTA、イリュージョニストのDAIKI、将魔、手妻師(伝統的な日本奇術)のKYOKO、マジックアーティストの桂川新平、クロースアップマジシャンのユウリ、ステージマジシャンの片山幸宏・YUKIといったそうそうたるメンバーが、4Kカメラの前で自らのマジックを披露する。

かつて、スプーン曲げをテレビの前で実演して世界的な注目を集めたユリ・ゲラーの登場に衝撃を受けたというMr.マリック。30年前、他のマジシャンが避けたテレビの世界へ果敢に挑戦し、テレビの前でもできるマジックを開発してきたこれまでを熱っぽく回顧し、「マジックは科学と共に発展した。科学が発展してマジックも発展した。4Kがどれだけすごいことか、みんなわかっていない。追いかけっこですね。良いライバルです」とそんな4K時代の到来に逆に闘志を燃やしていた。

「8Kには勝てないかもしれないですけど」と冗談を交えつつ、「こうやってマジックも進歩していくのだと思います。また4Kの登場によって新しい、すごいマジシャンが出てくると思います。この番組はそんな新しい時代の到来へのきっかけになると思います」と話し、「すごい時代が来ましたね。ここまで来るとは」と笑顔を見せていた。

PICK UP