沢口靖子、衝撃の“ふぐマリコ”は「意外と好評でした!」

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沢口靖子が13日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた『科捜研の女 最終回スペシャル』(テレビ朝日系、3月22日放送 20:00~21:48)のプレミア試写会&トークイベントに出席。印象的だった“マリコ”のあるシーンについて振り返った。

3月15日放送の「第17話」で放送通算200回という金字塔を打ち立てた本作。201回目となる22日は2時間SPで、近藤正臣扮する犯罪のスペシャリストが榊マリコ(沢口)に頭脳戦をしかけるという重厚なサスペンスが展開する。

これに先立ち、今回行われたイベントには、約3,000名の応募の中から抽選で選ばれた70名が劇場に集まり、イベントを楽しんだ。作品の上映後、興奮冷めやらぬ会場に沢口が登場。「皆さん、こんにちは。科捜研の榊マリコです」と役名であいさつをすると、会場からは笑いとわれんばかりの拍手がわき上がり「こんな大きなスクリーンで『科捜研の女season17 最終回スペシャル』をご覧いただけて感激です。短い時間ですがトークショーもお楽しみください」とニッコリ。

さっそく、最終回の撮影を終えた感想を聞かれた沢口は、近藤演じる“謎の男”朽木との取調室での1対1のスリリングな心理戦について振り返り、「撮影を終えた後は充実感と手ごたえを感じました。まるで取調室というリングの上で行ったような頭脳戦、心理戦がとてもスリリングで面白かったです。マリコが朽木に対して科学で切り替えしていくところは、演じていてとても痛快でした(笑)。ただ取調室のシーンは長回しだったので撮影が終わった日は、興奮してなかなか眠れなかったほどでした」と。

そんな沢口と心理戦を展開した近藤について、「近藤さんが演じた朽木とのやりとりでは『星の王子さま』が出てきますが、近藤さんは20歳のときに『星の王子さま』を読んで感動されたそうなんです。今も本を大切にとってあるそうですが、それだけに朽木という役にとても親近感を抱いておられました。ご縁を感じたとおっしゃっていましたね」と、意外なエピソードを披露した。

その近藤の他、かたせ梨乃、西岡德馬といった豪華ゲストも出演しており、さらに「season17」の第1話に登場した江藤壱役の中川大志も久々に科捜研に登場。「西岡さんは繁森という役に思い入れを持っていらして、例えばおでこにあった特徴的なアザも西岡さんご自身でご提案されたものだそうです。かたせさんとご一緒させて頂いたシーンでは、情感あふれるお芝居がとても印象的でした。(1話以来の出演となる)中川さんはキャスト全員で大歓迎しました。中川さんも“ぜひ戻りたい”と思っていてくださったそうで、“すごくうれしい”とおっしゃってくださいました」と語っていた。

また、今シーズンでは“衝撃なマリコ”というものが毎回登場し、ネット上でも話題となっていたが、改めて印象的だった“衝撃”について聞かれると「ふぐマリコ! 脚本を読んだ時に、“水槽のふぐを見ながら頬を膨らませるマリコ”と書かれてまして、とても悩みました(笑)。しかし、脚本を何度も読み返していましたら、ポップな世界観の魅力を感じて思い切って飛び込んでみたんです。この表情が意外と好評でした」と笑顔で述べていた。このほか「指揮棒を振るマリコ」も印象的だったと話し、「指揮棒を持ってもがいている姿!? 自分でみてもおかしかったです」と述べていた。

そして、イベントの最後には、沢口から会場に集まったファンに向け、「みなさま、本日は本当に有難うございました。皆様がご覧になられました最終回スペシャルは201回目の放送になります。これからも毎日科学が進歩していきますと同時に、『科捜研の女』もますます進化していきますので、どうぞ楽しみにしていてください。これからも応援どうぞよろしくお願いします」と力強い言葉で締めくくっていた。

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