田中圭『おっさんずラブ』連ドラ化にヒロイン・吉田鋼太郎を「全力で愛していきたい!」

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田中圭が主演、ヒロインに吉田鋼太郎を迎え、2016年の年末深夜に単発ドラマとして放送された『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が、レベルアップ&リニューアル。4月から毎週土曜23時15分から連ドラとして放送されることがわかった。

この作品は、女好きだけどモテない33歳のおっさんが突然、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ“おっさん上司”と、同居している“イケメンでドSな後輩”から告白されることからスタートする新感覚の純愛ドラマ。文字通り“未曽有のモテ期”を迎えた主人公は、ぐいぐい迫ってくる男たちに恐れおののき全力で拒みながらも、いつしかピュアな男たちの存在が頭から離れなくなっていく。

もちろん、“常識”で考えたらあり得ないが、その“常識”とはそもそも何だろう? “人を好きになる”って何だろう!? 多くの人が普通だと思っている価値観を改めて問うラブストーリーとなっている。

連ドラ化にあたり、単発ドラマ版で視聴者をキュンキュンさせた演技派俳優・田中と吉田が今回も続投。コミカルとシリアスの線引きを絶妙なバランスで保つ繊細な演技で、うら若き女子たちと変わらない(!?)おっさんたちの心の機微を丁寧に演じる。

田中が演じるのは主人公・春田創一。女子(特に巨乳ロリ)が大好きで結婚願望も強いにも関わらず、日常生活では家事など何ひとつまともに出来ず、モテる気配のないダメ男。しかし、これまでまったくの恋愛対象圏外だった2人の“男”から、まさに青天の霹靂、愛の壁ドン告白をされたことから、その心は激しく揺れることに。いきなり想定外だった“モテ男の立場”になり、どうしていいか分からないままに、日々翻弄される心を今回もリアルに演じる。

そんな田中演じる春田に想いを寄せる上司・黒澤武蔵を演じるのが吉田。職場では仕事一筋、男気あふれる姿勢を見せ、男女共に人気の高い“理想の上司”だが、実はゲイ。春田に恋をしてしまった黒澤は30年連れ添った美人妻との離婚を決意し、女子顔負けの乙女な顔をガンガン覗かせながら、一途すぎて泣けるアタックを展開していく。吉田が見せる“乙女な反応”は、まさに正真正銘のヒロインだ。

今回は新キャストも参入。その1人が若き実力派俳優・林遣都。林が演じるのは春田の後輩かつルームメイト・牧凌太。女子社員が放っておかないイケメンで高学歴の持ち主、しかも料理をはじめ家事も万能だが、実はゲイといった役どころだ。黒澤が春田に迫ったことを知り、うっかり自分もカミングアウトしてしまう……。公私共に近距離にいるからこその“もどかしさ”を、林はどう表現するのか!? 何事もソツなくこなす彼が、たまに見せるドSで毒舌な一面にも注目だ。今回が初共演となる田中、過去には親子役を演じた吉田と織り成す“新たな化学反応”に期待が高まる。

単発ドラマからの連ドラ化について、田中は「まさか連続ドラマになるとは……! すごく驚くと同時に、心からうれしかったです。前回もそうだったのですが、今回も明るく笑いの絶えない現場にしたいです。春田という男は皆さんのお芝居を素直に受けて演じた方が、きっと面白い男になるはず。なので、役作りについても敢えて深く考えず、その場その場で思い付いた芝居をやっていこうと考えています」とコメント。また、ヒロインの吉田に対しては、「この作品のパワーがなければ実現しないことだと思います。こんなにもぜいたくなことはないですし、僕も全力で鋼太郎さん演じるヒロインを愛していきたいです! この春、本当のラブストーリーを皆さんに届けますので、ぜひ楽しんでご覧ください」と語っている。

吉田は、「単発ドラマが放送された後の反響も大きく、周囲の評判も僕がこれまで出演してきたドラマの中で一番よかったんです。前回の撮影現場は笑いを堪えるのが大変なほどテンションが高く、和やかな雰囲気でした。今回もそんな現場にして、皆さんと一緒にテンションの上がる“愛の物語”を紡いでいきたいです。圭くんとは前回の『おっさんずラブ』が初共演でしたが、本当にお芝居が上手くて、しかも好青年で……! 人として大好きになったんですよ。これから連ドラの撮影を重ねるうちに、もっともっと好きになっていくはず。最終的にどれだけ圭くんのことを好きになるのか……自分でも怖くなるほど楽しみです(笑)」と話しており、そんな田中と吉田との共演について「こういった関係性のドラマに参加できるなんて……すごくワクワクしています。過去に2回ぶつかる親子関係を演じた鋼太郎さんと、また違った形でバトルできるのが楽しみです。これから3カ月、圭さんに真剣に恋をして、鋼太郎さんと真剣に取り合いたいです!」と語っている。

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