有吉弘行、M-1を見ると「苦しくなる」と若手芸人に思いやり

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マツコ・デラックス有吉弘行が、視聴者から寄せられた“面白かったこと”“驚いたこと”“感動したこと”など「2人のお耳に入れておきたいこと」に対して、好き勝手にトークをしていく『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系、毎週水曜23:15~ ※一部地域を除く)。1月24日の放送では、25歳会社員からのメールをきっかけに“お笑いの賞レース”について語り合った。

投稿内容は「M-1やキングオブコントなどでは、優勝者よりも準優勝者が注目されることが多くて不思議に思う」というもの。この疑問にマツコも「優勝じゃない人がブレイクするのって、なんでだろうね」と同調する。有吉は野球のドラフトに例え、「1位で将来性のある高校生を獲って、3位くらいに即戦力の社会人を獲るみたいなもので、伸びしろのある方に投票しちゃうんじゃないかな」と持論を語った。

さらに有吉は、「人に順位つけるの好きすぎない?」とチクリ。それを聞いたマツコは、「その切り口で……」と驚きつつも「点をつけて順位をつけるのも面白いよ。でも、安直には始めてほしくないよね。それに苛まれるのも見ていてかわいそう」と話した。有吉も「漫才を4分とか5分(ネタ時間)に凝縮して、1年間ブラッシュアップする。命がけで(取り組むのを)見ると辛くなっちゃう。やっぱり劇場で30分くらいのダラダラした漫才見てぇなと思っちゃう。苦しいよ……」とコンテストに取り組む若手芸人を思いやった。

また有吉が「アナウンサーも“A-1グランプリ”やればいい」と進言する一幕も。何をやればいいのか問われると「原稿読み、池上彰さんのアシスタント、緊急ニュースの時の顔の作り方」などを提案。続けて「(審査には)容姿も入っている。天性のものだから……これは不利よ?」と久保田直子アナウンサーに毒を吐くシーンもあった。

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