生ハムと焼うどん、声優初挑戦で「夢、変わりました!」

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東映アニメーション株式会社が、創立60周年記念として、梶原一騎が原作、辻なおきが作画を手掛けた作品「タイガーマスク」のその後を描いたテレビアニメ『タイガーマスクW』を制作。現在、テレビ朝日系列にて毎週土曜26時45分から放送中だが、11月5日放送の第6話に、話題のアイドル「生ハムと焼うどん」の2人が出演。本人役で声優に初挑戦したことがわかった。

『タイガーマスクW』は、正義の覆面レスラー・タイガーマスクこと伊達直人が残したマスクを引き継ぎ、“新タイガーマスク”となる東ナオトと、自ら敵陣営に入り黒の虎のマスクを手にして“タイガー・ザ・ダーク”となる藤井タクマが、プロレス界の裏組織「虎の穴」に 立ち向かう様子が描かれている。制作にあたっては新日本プロレスの全面協力もあり、劇中にオカダ・カズチカら新日本プロレス在籍の実在プロ レスラーが登場するところも見どころとなっている。

今回、出演が決まった「生ハムと焼うどん」とは、西井万理那(生ハム担当)と東理紗(焼きうどん担当)からなるJKユニット。同じくテレビ朝日で放送中の番組『アイドルお宝くじ』で出演権を得ての登場で、この度、アフレコ収録後直後のコメントが到着、以下に紹介する。

――アフレコを終えていかがでしたか。

東:楽しかったけど、難しかった。特にタイミングを合わせるのが難しくて、ベテランの声優さんが隣で教えてくれたんだけど、私が“あ! ぴったりだ!”って思っても、声優さんは細かいところまで見てて、“あー、ちょっとズレたね”とかアドバイスをくれたりした。

西:私もタイミングはぐちゃぐちゃでしたね。何回かやり直したり、周りの声優さんに“ここでブレス入れたらいいよ”とか教えてもらった。

東:アフレコは、4つのマイクに声優さんがかわるがわる立って台詞を言っていくんだけど、うちらは、“待って今うちらの番??”“あ! 終わってる終わってる!”とかなっちゃったり、2人で台詞を言うところが合わなかったり。結局うちらだけ後から撮りました。全部。

西:でも2人で出来てよかったです。

東:そうだねー。でもどうだろ? 映像と合わせてみたらあってないところあるのかも。

西:私、大学のほかに専門学校も行ってて、声優コースを選んだくらい声優には興味があって。1回も授業出てないけど(笑)。興味があったから今回のアフレコの話は嬉しかったし、勉強になった。ちょっとでもプロの方に溶け込めていたらいいな~って思う。

東:時間の制限もあって自分の納得いくまではできなかったりするから“OKでーす”って言われても“あーもう一回やりたかったな”とか思っちゃうよね。

――今回、『アイドルお宝くじ』で優勝して出演権を獲得。そのときの気持ちは?

東:うれしかった!!

西:全く自信なくて、優勝なんて98パーセントくらいないと思っていたから、呼ばれた時びっくりした!!“うちら? うちら??”みたいな。

東:最初、優勝って決まったときは、キャラクターにしてもらえるっていうのは知ってたけど、声優もやらせてもらえるっていうのは知らなくて。

西:そう。だから、“声優もできる”って聞いたときは、本当に驚いた!

――自分がキャラクターになったイラストを見てみていかがですか。

東:うれしいですよ! しかも、めっちゃ似てない? これ。

西:似てる! ねえ見て見て! 私、前歯がちゃんとあるの!

東:私も、きりっとした眉毛とか似てるなあって。

西:思い出ですよね。自分がアニメに出られるって。しかも地上波で!!

東:“ホラ見て、コレ私だよ!!”って、周りに言えるね。

――劇中のお2人の設定については?

東:アニメのほうが、優しいというか、礼儀正しくなってました。

西:最初はもっと出番が少ないと思ってたんだけど、うちらを軸に物語が進んでいくからびっくりした。あと、難しいアクションがなかった。というか、十分難しかったけど、他の声優さんのほうがもっと難しそうだったから、うちらって簡単なほうだったのかなって感じた。

東:いや、多分それうちらがへたくそだっただけだと思うよ。

西:そういうことかあ~。

東:普段やってるステージみたいに、アドリブ入れたい、という気持ちもあって。実は、1回“いいわよ”という台詞を、自分だったら 言わないな~と思って“いいよ”に変えてみたの。そうしたら、即効“いいわよ”ですね~と訂正されたから、“ああ、ダメなん だ~”って思った。だから全部台本通りにやった。初めてだし。

――初代タイガーマスクから3作目となるアニメシリーズについて

西:え? 昔もやっていたんですか?

東:3代目なの? 全然知らなかった(笑)。人気シリーズですね! この回の視聴率がよかったら、ゴールデンで放送されるかな。

西:他のアニメにも出てみたい! でも今回のアフレコは、もっとちゃんと声優の勉強してから臨めばよかったってちょっと後悔したんですよ。だからまた機会があればやりたいです!!

――最後に、視聴者のみなさんにメッセージを!

東:見所はいつも破天荒な2人がしっかりやっているところですね。そこを見てほしいです!

西:この前までDJになりたいって言っていたんですけど、夢、変わりました。声優に。それくらい本当に楽しかったです!

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