水谷豊“右京”、反町隆史“亘”へのはなむけの言葉に感動「いい卒業」

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相棒Season20』(テレビ朝日系)の最終話が3月23日に放送。SNS上では、4代目相棒・冠城亘(反町隆史)と杉下右京(水谷豊)​​の別れのシーンに涙したというコメントが多く寄せられた(以下、ネタバレあり)。

ある日、亘は元上司の法務省法務事務次官​​・日下部彌彦(榎木孝明)​​と話をしていた。日下部は「公安調査庁の存在意義を真剣に問い直す必要がある。改革のための強烈なインパクトがほしいなあ……」とつぶやく。

その後、特命係に青木年男(浅利陽介)が乗り込んできた。「余計なおせっかいをするな!」と亘に苛立っている様子。なんと亘が、警視庁で立場が悪くなった青木を内調(内閣情報調査室)に推薦したと言うのだ。

青木はこの話を蹴るのかと思いきや「覚悟してろ。これからは内閣情報調査室の青木年男だ。お前の闇をどんどん暴いてやるからな!」と吐き出す。すると亘が「そっか。じゃあこれでお前と俺はライバル関係だな」と意味深発言。「まあ、あとでゆっくり話そうと思ったんですけどね。ちょうどいいから」と、突然、警視庁から公安調査庁に移ると宣言する。彼も日下部から“契約職員”としてオファーを受けていたのだ。

仲間たちに激震が走る中、右京が亘に「君がうらやましいです。心の赴くままに居場所を変えられるその軽快さが」と声をかけた。亘は苦笑いを浮かべつつ「嫌味にしか聞こえません」と反応すると、はっきりと「嫌味ですから」と返した。右京は続ける。

「僕はね、これまで去るものは追わず、来るものは拒まずでやってきましたが、今回それを破ろうと思います。もう少し一緒にやりませんか? 君が特命係を去ることをできれば拒みたい」

右京のこの言葉を“最高のはなむけの言葉”と例えた亘は「長い間お世話になりました」と頭を下げた。

SNS上では、右京と亘の最後のやりとりに「これは右京さんではなく水谷さんの言葉」「泣く」「いい卒業だと思う」「あれは演技じゃなかった」「めちゃくちゃ感動した」とのコメントがあった。

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