菅野美穂、15年ぶりの月9出演!初共演のディーン・フジオカは「とても紳士的な方」

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菅野美穂が、ディーン・フジオカ主演の月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系、10月7日スタート、毎週月曜21:00~)の第2話(10月14日放送)に出演。ディーン演じる誉獅子雄の心を捕えて離さない、唯一の“忘れられない女性”でもある敏腕人権派弁護士役を演じることがわかった。

同ドラマは、アーサー・コナン・ドイルによる世界一有名なミステリー小説「シャーロック・ホームズ」を原作としたミステリーエンターテインメント。原作の魅力はそのままに、舞台を“令和の東京”に移し、“シャーロック・ホームズ”にあたる獅子雄(ディーン)と、“ジョン・ワトソン”にあたる若宮潤一(岩田剛典/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE )が難事件に挑む姿を描く。ディーンと岩田のほか、佐々木蔵之介や『あなたの番です』で話題となった山田真歩、モデルや俳優として活躍中のゆうたろう中尾明慶が出演する。

菅野のドラマ出演は2017年10月期放送の『監獄のお姫さま』(TBS)以来2年ぶり、フジテレビドラマには2012年10月期放送の木曜劇場『結婚しない』以来7年ぶりとなる。さらに、月9ドラマとしては『愛し君へ』(2014年)以来15年ぶりとなるが、菅野は出演にあたり「15年たった驚きと15年後の今、こうして再び月9に出演させていただけることに大きな喜びを感じています」と感慨深い様子。

また、「カメラもマイクも照明も、機材はあの頃に比べると随分進化していますし、私自身の生活も変化しましたが、演技というものはいつの時代も変わりなく人力なところが面白いですよね。20代の頃は15年後こうしてお仕事できているとは思っていなかったですが、久しぶりに再会した方と現場でご一緒できている今、“年を取るのも悪くないなあ”って思いますね(笑)」としみじみ。

台本を読んだ感想を聞かれ、「“絶対面白くなる”確信と、“どういう味付けになるんだろう”という期待を同時に感じることができ、すてきな脚本のドラマに出演させていただけることを光栄に思っています」と喜んだ。

撮影が行われる湾岸スタジオは『結婚しない』以来7年ぶりになるそうで、「懐かしさを感じつつ、7年前と同じスタッフさんもいらして安心して撮影に臨めています」と明かし、「久しぶりの現場ですが、事前に打ち合わせの時間も作っていただきましたし、忌憚なく意見を言い合えるチームで助かっています」と感謝。

初共演になるディーンについては「今回初めてお会いしましたが、とても紳士的な方」と表現し、「共演させていただくのがとても楽しみです!」と期待を込めた。

今作で菅野が演じるのは、依頼を受けた人にはたとえ弁護が終わっても一生寄り添うことをポリシーとするハートフルな敏腕弁護士・青木藍子。生きづらさを抱える人々に対しグループワークを開くなど、社会的弱者の側に立った活動を一貫して続けている人格者だ。

藍子は常に冷静で知的な雰囲気を醸す一方で、封印したい過去を抱え、衝動的で感情的な側面も持ち合わせる複雑な心境の人物になるが、菅野は藍子を演じるにあたって「“こうありたい”自分と“ふたをして遠ざけなければいけない”自分の二面性のある女性。矛盾と葛藤を抱えた人間らしいキャラクターを演じさせていただけることに大きな喜びを感じています」といい、「過去の自分と別れたくて、蜘蛛の巣の主のように丁寧に網を張ってきた人間ですが、感情的なところもあると思います。弁護士という職業柄、水の一滴も漏らさないタイプのはずなのに、衝動的なところや悪女っぽさもあり、そこが藍子という人間の面白いところだと思いますね」と語る。

さらに視聴者に向けて、「“シャーロック”と“ワトソン”という、知らない人がいないくらい有名なバディの活躍を現代の東京で表現するというのは、すごく軽やかで新鮮な月9だと思います。一話完結で完成度の高さもすばらしいので、私自身とても楽しみにしています」とメッセージを送った。

太田大プロデューサーは「獅子雄と若宮がバディを結成して、記念すべき最初の事件には、シリーズを通して最大のインパクトとなるような人物と対峙してほしいと考えていました。藍子は聡明で美しいながらも、どこか破綻している、つまり獅子雄とシンクロする部分が多い人物。天才である獅子雄と対等に渡り合えるどころか、それ以上の芯の強さも時折垣間見せるような、一言で言って“ものすごく魅力的な女性”です。獅子雄が生涯忘れられなくなるようなこの超重要人物を、菅野美穂さんに演じていただけて、本当に光栄です」とコメント。

続けて、「菅野さんの美しさ、知性、迫力、すべての魅力が反映され、目を奪わざるを得ないパワーを持った青木藍子という女性をお作りいただき、とてもうれしく思います。ディーンさんとの2人のシーンでは、妖艶さとはかなさを感じさせ、原作に登場する“アイリーン・アドラー”をどこかほうふつとさせます。2年ぶりのドラマご出演となる菅野さんの、しびれるお芝居に是非ご期待ください」とアピールした。

冷静で善良でありながら時として衝動的な悪女の一面をのぞかせる、そんな藍子の二面性を、菅野がどのように表現するのか、また菅野とディーンによる白熱の心理戦に期待が高まる。

<第2話あらすじ(10月14日放送)>
とある女性が急行電車にはねられ死亡した。所有していた身分証から亡くなったのは29歳の高橋博美だと判明。高橋はかつて、とあるトラブルを抱えており、敏腕弁護士の青木藍子(菅野)に弁護の依頼をしていた。人格者の藍子と高橋の関係を知った誉獅子雄(ディーン)は、調査目的で藍子のもとを訪問。そこで獅子雄は藍子の言動にある疑念を抱くようになって……。

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