Snow Man、腹筋太鼓の稽古でヘロヘロ…『滝沢歌舞伎』を背負う苦悩とは?

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Snow Man
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エンターテインメントのバックステージを描く番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME〜時が奏でるリアルストーリー〜』(フジテレビ、毎週金曜25:25~※各エピソードはFODで配信中)の第6弾にして最後の特集となる「滝沢歌舞伎ZERO ~Snow Man、飛躍の大舞台へ」が、3月8日からスタートする。

この番組は、1つのテーマに沿って長期間取材し、複数週にわたってその対象を掘り下げていくドキュメンタリー。番組ではこれまでに、第1弾「King & Prince~衝撃のデビュー発表から8か月~」、第2弾「コンサートの舞台ウラ~新人たちの挑戦~」、第3弾「KAT-TUN再始動 激動の300日」、第4弾「NEWS~結成15周年の覚悟『生きろ』~」、第5弾「はじめまして、関西ジャニーズJr.です!」を放送してきた。

演出に専念する滝沢秀明に代わり、『滝沢歌舞伎』シリーズの新作『滝沢歌舞伎ZERO』の主役に抜擢されたSnow Man。ジャニーズJr.のユニットである彼らは、デビュー前でありながらアリーナを満員にするほどの人気を誇る。この8年は『滝沢歌舞伎』で滝沢の脇を固め、その卓越した身体能力と豊かな個性を武器に、観客を魅了してきた。この度、公演名も『滝沢歌舞伎ZERO』と名付けられ、主演も演目も一新、まさに「ZERO」からのスタートを切った。

取材チームは、『滝沢歌舞伎』という大看板を背負うことになったSnow Manに密着、準備・稽古の段階から京都南座で迎えた2月3日の初日までを追った。メンバーの佐久間大介は「“知られない”を乗り越えたい。この作品を知ってもらって、Snow Manを知ってもらいたい」と、人生最大のチャンスにめぐり会えた意欲を語る。

しかし、今年1月、緊張に包まれる空気の中で迎えた制作発表では、マスコミのフラッシュの中でガッツポーズを決めたものの、控室では緊張が解けて一気に力が抜けていくメンバーの姿があった。そして、『滝沢歌舞伎』名物の演目である“腹筋太鼓”の連日の稽古。これまで以上に肉体を酷使する演出に応えるべくヘトヘトになりながらも、必死に食らい付く姿があった。また、演出の滝沢のもと、Snow Manのメンバーは座長として演出にも参加。衣装スタッフとの打ち合わせで叱咤激励を受けた宮舘涼太は「まだまだ全然学べていなかった。俺たちって、今まで(滝沢君の)後ろに隠れていただけなのか。前で引っ張っていく力がまだまだ全然足りていなかった」と舞台制作の厳しさを改めて認識する。

そんな途方に暮れるほどのプレッシャー、改めて知る舞台の厳しさの中にあっても岩本照は、「貪欲じゃ足りない。貪欲っていう言葉の、もう2、3個上があったら、その言葉を使いたい」「滝沢君ですら想像もしなかったくらいの世界に行く」と折れない気持ちを語る。

Snow Manはたくさんの葛藤と厳しい稽古を乗り越え、『滝沢歌舞伎』の大看板を継承できるのか? 歌舞伎発祥の地・京都の南座の初日、未来を懸ける大舞台で、彼らはどんな姿を観客に披露できるのか?

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