ミュージシャン・藤井フミヤの長男でフジテレビの藤井弘輝アナウンサーが、同局の運営する動画配信サービス「FOD（フジテレビオンデマンド）」で配信中の『フジアナ歌祭り』に登場。父の代表曲の一つでもある「Another Orion」を熱唱し、父顔負けの美声を響かせた。
この番組はフジテレビアナウンサーが、テーマに沿って毎回、様々な歌を披露する新感覚の歌番組。2019年1月は「日本人の疲れた胃を救え！七草がゆ的優しい歌」をテーマに、生田竜聖アナ、鈴木唯アナ、そして藤井アナが、それぞれの選曲した歌を歌い上げた。
最初は生田アナがMr.Childrenの「優しい歌」を熱唱。カラオケの採点マシーンでは、86点を記録した。続く鈴木アナが選んだ歌は、『まんが日本昔ばなし』のテーマ曲でもある「にんげんっていいな」。誰もが知っている癒やしの名曲をセレクトした鈴木アナのセンスには全員が脱帽。そして鈴木アナは元気いっぱいにこの曲を歌い上げ、88点を叩き出した。
高得点を出した2人に続いて、いよいよ藤井アナが登場。藤井アナは高校生の頃に自分を支えてくれたというSUPER BUTTER DOGの「サヨナラCOLOR」をセレクトした。藤井アナは、高校生当時付き合っていた彼女がおり、自分の知らないうちに転校され、深く落ち込んだことがあったというエピソードを披露。そのときにこの曲を聴き、救われた気持ちになったのだとか。高校生時代を振り返りながら、「サヨナラCOLOR」を歌った藤井アナの得点は、鈴木アナと同じ88点。両者の歌のレベルが拮抗していることがわかると、今度は鈴木アナが突然、氣志團の「One Night Carnival」を歌い出し、男性アナ2人を圧倒した。
ここで先輩の生田アナが、「せっかくだから、藤井くんも何か歌ったら？」と促し、さらに、2歳の視聴者から届いた「藤井アナへ、Another Orion聴きたいです」というリクエストの手紙を紹介。藤井アナは「2歳児が漢字を書けるわけないでしょ！」と手紙の真偽を疑いつつも「Another Orion」を歌うことを渋々承諾した。
2人にまんまと乗せられる形で歌うことになった藤井アナの「Another Orion」は、さすがの出来で、生田アナも「うまいな」とポツリ。すっかりフミヤになりきった藤井アナは、特徴的な手の動きを披露しながらそのまま最後まで完璧に歌い上げ、2人から大きな拍手をもらっていた。
歌唱後、藤井アナは「共感はしてもらいにくいんですけど」と前置きしつつ、「父の歌を熱唱するってけっこう恥ずかしい」とポツリ。この発言に対し、気持ちよさそうに歌っていた藤井アナの姿を見ていた生田アナは、「想像つかないけどね」とツッコんでいた。
そんな藤井アナの「Another Orion」は87点を記録。藤井アナは思ったよりも点数が伸びなかった理由について、「実は意外と聴かない、父の曲」とぶっちゃけ、さらに「これも共感してもらいにくいんですけど、イヤホンで父の声聴くの、ものすごい恥ずかしい！」と明かして笑いを誘っていた。
