関ジャニ∞横山裕、月9初出演!7年ぶり『絶対零度』に「僕が道しるべに」

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関ジャニ∞の横山裕が、沢村一樹主演の新ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系、7月スタート、毎週月曜21:00~)に出演することがわかった。

シーズン1ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2では“特殊犯罪潜入捜査”をテーマに、新米女性刑事・桜木泉の活躍と成長を描いてきた『絶対零度』シリーズ。今回はその新シリーズとして、装いも新たに、沢村が新たな主人公・井沢範人を演じ、“未来の犯罪を予測して捜査する”ということをテーマとして、潜入捜査やアクション、予期せぬ展開とエンターテインメント性をパワーアップした。

前シリーズ(『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』・2011年7月期)の最終話で、上戸彩演じる桜木泉の年上の後輩として“特殊犯罪捜査対策室”に赴任してきた山内徹。“月9ドラマ”に初出演となる横山が演じるのがこの山内で、今回は“未然犯罪捜査チーム=ミハン”の一員として登場する。前シリーズの後、山内がどう成長したのか、バディを組んだ桜木との関係性など、前作からのファンも楽しめる内容となっている。

特殊捜査班の捜査員として成長してきた山内だが、バディを組む桜木が謎の失踪を遂げたことから、特殊捜査班は解散。その後、捜査一課に異動したが、諦めきれず桜木の失踪を独自に捜査していた。しかし、やがて捜査は行き詰まり、その無力感と桜木の失踪をちゃんと捜査しようとしない警察組織への不信感から、捜査一課の上司を殴ってしまい、資料課に異動させられ、“ミハン”チームの一員となった。しかし、“ミハン”チームの捜査の違法性や“ミハンシステム”の不確かさに不信感を抱き、井沢と度々対立していく……。

横山は「前シリーズから7年経って出演依頼を受けて、『あ、今やるんや』とびっくりしました。“ミハンシステム”も海外で導入されつつあると聞いて、そのテーマをいち早くドラマとしてテレビで放送することが興味深いです」とコメント。「山内は(刑事としての)信念があって、出世のために仕事をしている人が許せないんだろうし、正義感を持った人だと思います。“ミハン”チームで違法にあたる捜査をしたり、“ミハンシステム”が冤罪を生む可能性だってあるシステムでもあるので、『本当にやっていいのか?』と疑いながらもやらなくちゃならないという葛藤もあったりして……。まっすぐ、ひたむきな山内を演じられたら」と語る。

ドラマ初共演となる沢村については「正直、下ネタのイメージが強いですけど(笑)、役者としては大先輩ですし、胸を借りるつもりで今年の夏を乗り切りたいなと思っています。バラエティでは、僕が出演している番組にゲストで来ていただいたことはありましたが、こうやってドラマで3か月間一緒にいるのは初めてなので楽しみです」と期待を寄せている。そして、「7年前(前シリーズ)に、出演させてもらって、また『絶対零度』シリーズが帰ってくるにあたって、僕が道しるべになるところがあるので、そこは丁寧に演じていかないといけないなと思っています。アクションもあり、第1話から伏線をばらまいてどう回収するのか、視聴者の方々を良い意味で裏切ると思うので、ぜひとも見ていただきたいと思います」とメッセージを寄せる。

また、今作から登場する新たなキャラクターとして、“ミハン”メンバーの紅一点・小田切唯役で本田翼が、同じく“ミハン”メンバーの南彦太郎役で柄本時生が、田村薫役を平田満が演じることも決定。さらに、ビッグデータやAIを使った“ミハンシステム”の導入プロジェクトのリーダーで、警察キャリアとして出世の最短コースを歩んできた東堂定春役を伊藤淳史が演じる。

本田は「7年ぶりの『絶対零度』シリーズに参加できることを嬉しく思います。今回、刑事役、そしてアクションシーンに初めて挑戦させていただきます。運動が得意な方ではないですが、精いっぱい頑張らせていただきます。刑事ものならではの重さと“ミハン”メンバーならではの軽快さのギャップを感じられる作品です。“未然に犯罪を防ぐ”という捜査の面白さ、“ミハン”メンバーの軽快なやり取り、今までの『絶対零度』とどう違っていくのかなど、ぜひ確かめていただけたら」とコメント。

伊藤は「東堂は、過去のある出来事から、一生忘れることができない心の傷や苦しみを抱えています。そのことがきっかけで警視庁に入り、大きな事件を未然に防ぎたいという強い思いを持っている人間ですね。AIやビックデータといった現代の力を、東堂は誰よりも必要としています。それをシステムとしてちゃんと法制化していくことを第一に考えていて“ミハンシステム”というものの総責任者になっています。そして、大きな正義のためには小さな犠牲は仕方がないと考えているところもあります。でも、基本は正義感の強い、よりよい国を作りたいという大きな願いが根底にあるので、悪いことをしている意識は持っていない人間だと思います。そんな東堂を丁寧に演じていけたら。“月9”というすばらしい枠、『絶対零度』という作品のブランドに傷をつけることのないように、皆さんに楽しんでもらえるよう、スタッフや出演者の方々と一つになってすばらしいドラマを作っていける熱い夏になったらいいなと思います。ぜひ色んな人に見てもらいたいと思います」と語っている。

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