ゆりやん、ぶるま、PepperくんエンジニアのOL…女芸人躍進!『R-1』決勝進出

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2月12日、東京・ニッショーホールにて『R-1ぐらんぷり2018』決勝進出者発表会見が行われ、過去最多3,795名の応募者の中から、10名の芸人が見事決勝に進出した。

今回選ばれたのは、おいでやす小田(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)、おぐ(SMA)、カニササレアヤコ(フリー)、河邑ミク(松竹芸能大阪)、紺野ぶるま(松竹芸能東京)、霜降り明星・粗品(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)、濱田祐太郎(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)、チョコレートプラネット・長田(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)、ルシファー吉岡(マセキ芸能社)、ゆりやんレトリィバァ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)の10組(※50音順)。今年は例年より1名増え、上記の面々がストレートでの決勝進出となった。

準決勝進出者全員が客席で待機する中、梅田一路カンテレチーフプロデューサーが、エントリーナンバー順に1人ずつ名前を発表。最初に名前を読み上げられたカニササレは、「雅楽」という前代未聞のテーマで終始爆笑をさらったダークホース。次は、初の決勝進出となる河邑と女性芸人が続き、男性芸人たちからは「女子、女子」とどよめく声が。ようやく男性芸人、粗品の名前が呼ばれると、隣にいた相方・せいやが「おおお!」とガッツポーズを。4年ぶりの決勝進出となるおぐは「はい!」と言ったあと、確かめるようにもう一度「はい!」と返事。決勝3回目のルシファーは、立ち上がって「よーし!」と決勝進出の喜びを噛み締めた。初の決勝進出となった長田は「奇跡!」と大喜び。先天性緑内障のため目が不自由なことをネタにして爆笑をとった濱田は、名前を呼ばれると「よっしゃ!」と笑顔を見せた。最後は4回目の決勝進出、昨年行われた女芸人の大会でも優勝した大本命・ゆりやん。番号を言い終わる前に決勝を確信し「やったー!」と声を上げていた。

続いて行われた決勝進出者発表の記者会見では、日頃はロボット・PepperのエンジニアとしてOLをしながらフリーで芸人をしているカニササレが「部長からの評価があがるように頑張ります」とコメント。ルシファーは「おぐさんの名前が呼ばれたので、さすがにハゲ2人はないだろうと諦めたんですが。なんてハゲに優しい大会だろうと(笑)」と感無量の様子。長田は「相方(松尾駿)がIKKOさんのモノマネでプチブレイクして、自分も和泉元彌さんのモノマネをしていたんですが、でも原点回帰してコントでここまでこられて、めちゃくちゃ嬉しいです!」と、ここでも喜びを爆発させた。

そして、決勝戦のネタ披露順の抽選の後は、優勝賞金の使い道とライバルについて質問が。ゆりやんは「月並みですが全部鼻に詰めたい」と相変わらずボケまくり。河邑は同じ事務所の紺野を姉と慕っているそうで「一緒に2本目のネタができるように頑張ります」とコメント。しかし紺野は「それを言ったら可愛く見えるってわかって言っている。ミクちゃんには負けない」と対抗。そんな2人のバチバチにゆりやんが「どっちもブスやけどな!」と茶々を入れると、濱田が「え!? どっちもブスなん!」とシュールなボケを飛ばし会場中が大爆笑となった。

決勝は、この10名と、決勝当日に行われる「復活ステージ」から勝ち上がった2名によるブロックトーナメント方式。例年と変わり、Aブロックに決勝進出者4名、B、Cの2ブロックには決勝進出者3名に加え、当日行われる「復活ステージ」通過者が入り、ブロックごと4名によるファーストステージが行われる。

「復活ステージ」は、決勝当日、東京・フジテレビ本社屋7階「フジさんのヨコ」にて開催。参加資格は、準決勝進出者全員。復活ステージの模様はLINE LIVE、You Tube Liveにて生配信予定となっている。

決勝戦は3月6日(火)19時から、カンテレ・フジテレビ系にて生放送。MCは雨上がり決死隊、宮司愛海フジテレビアナウンサー。審査員は後日発表される予定。優勝賞金は500万円で、優勝者の冠番組を後日、全国ネットで放送する(放送時期など詳細は未定)。前回優勝しブレイクを果たしたアキラ100%に続き、今年新たに羽ばたくピン芸人チャンピオンは誰なのか?

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