パリで大活躍の日本人ショコラティエール、父に認めてもらえない理由とは

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ショコラティエールの佐野恵美子(34歳)が、2月13日放送の『セブンルール』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜23:00~)に出演する。

チョコレートの本場、パリで人気のショコラティエール・佐野。昨年、パリの旧市街・マレ地区で日本人として初めてチョコレート専門店「レ・トロワ・ショコラ」をオープンさせた。名のある老舗店がひしめくチョコレート激戦区で、食通の多い現地の人々を虜にしている。

実は、佐野の実家は、博多で祖父の代から続くチョコレート専門店だ。しかし、父親からはパティシエールになること自体を反対されており、「フランスで修行するなら」と条件を出され、半ばケンカ状態で日本を飛び出した。言葉や菓子作りを一から学んでいく中で、2015年にはチョコの世界大会で金賞を受賞。2017年、晴れて自身の店をオープンさせた。

彼女の店は築400年の建物を使っており、決して日本を主張することなく、街に上手に溶け込んでいる。その分、作るチョコレートやケーキには、お茶やみそ、きな粉といった和の食材が用いられ、パリの人々たちもその新鮮さを評価している。番組は、こだわりにあふれたチョコレート作りの現場だけでなく、友人との付き合いや、日本人女性とのルームシェアなど、佐野がパリで築いてきた人間関係も追う。

しかし、すっかりパリに溶け込み、職人としての評価が高まった今も、父は彼女を3代目と認めていないという。店名に込めた彼女の実家に対する思い、そしてセブンルールとは?

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