綾瀬はるかの“アーン”に坂口健太郎が大照れ『今夜、ロマンス劇場で』

公開:

綾瀬はるか坂口健太郎が10日、都内で行われた映画『今夜、ロマンス劇場で』の初日舞台あいさつに出席。イベントではバレンタインにちなんで、会場にハートのチョコレートケーキが登場し、綾瀬がそのケーキを坂口に“アーン”する演出も行われたが、坂口はこれに終始大照れ。「チョコレートの部分を」と綾瀬にリクエストすると、ケーキを頬張り、「おいしいです。自分で食べるよりずっとおいしく感じました」と話して笑顔を見せた。

坂口演じる映画監督を夢見る青年・健司と、綾瀬演じるスクリーンの中のお姫様・美雪といった、出会うはずの、叶うはずのない2人の奇跡の恋の行方を描く本作。壇上には共演者の北村一輝、本田翼、中尾明慶、石橋杏奈、そしてメガホンをとった武内英樹監督も登壇。ケーキの“アーン”の演出時には中尾が坂口を羨み、「主役っていいなぁ」と駄々をこねたため、急遽石橋から中尾へ、本田から北村への“アーン”の演出も追加され、会場を沸かせた。

本作のストーリーに絡め「実現して欲しい夢」が話題に挙がると、綾瀬は「今、オリンピックが開催中ですね。私は世界平和です。皆さんがいつも笑顔で健やかに過ごせる、そんな世の中がいいなと思っています」とコメント。坂口は「この映画が大ヒットすること」を挙げ、2人の強い思いの込められたコメントを聞いた本田は「やりにくい」と困り顔。「私は空を飛ぶじゅうたん。自分勝手でごめんなさい」と返すと、これに坂口が「僕も筋斗雲(『ドラゴンボール』に出てくる空を飛べる雲の乗り物)が欲しいですね」とフォローを入れて場を和ませた。

綾瀬は「この映画は触ると消えてしまうというお話ですが、それでも2人は困難を乗り越えていくという、そのまっすぐな部分に打たれると思います。当たり前だけど当たり前じゃない。そんな日々の幸せを皆さんも掴んでいきましょう」と本作をアピール。坂口も「台本を読んだ時にあんまり台本の段階で感極まることはないんですけど、飛行機の中で読んでうるうるしてしまったんです。自分がこの役をやるならこの感情を大切にして演じようと思っていました。全員で作り上げた大切な作品。ぜひ見てください」と感慨深げに話していた。

PICK UP