――次に会う機会に何かやりたいことはありますか? 例えば2020年までにとか。
加藤
2020年までにやりたいけど、自分の体がどうなっているかわからないですからね(笑)
志村
多少老けてるなって思いながら見てたけど、俺だってそうだしなって思うよね。
――この年月で変わったことはありますか?
加藤
やっぱり動きじゃないですかね。若い頃の動きには今はついて行けないと思うんです。志村が呼んでくれて4人でコントをやりましたけど、“若い頃のドリフはこうでした”“年を取ったらこういう風になりました”って、それで良いと思う。年を取ったなりの間があると思うし、それが活きてくると思う。
志村
あじになるといいね。
――いつまでやりたいとか目標はありますか?
加藤
目標は死ぬまでやりたいですね。死んでも、棺桶に入っても笑って貰いたいというのはあります。昔の人で、自分の棺桶に花火を入れて“トカーン”ってやった人がいるらしいけど、それくらいのことをやりたいよね。
――「変なおじさん」にちなんで、一番変なおじさんになったのは?
加藤
(高木を指さして)この人です。昔から変なおじさんで、そのまま年取った感じですよね。
高木
大変申し訳ない(笑)。
加藤
意味不明な喋りですよね。
――いかがですか?
高木 自分ではそれを弁護するの? どうなんでしょうね(笑)
仲本
変というより特徴があって、いかりやさんが説教しても、この人だけ耳に入ってもすぐ抜けていく。全然聞いてない。これが凄いと思う。
志村
ストレスって高木さんにはないんじゃないの?
高木
いちいち真に受けてたら今頃俺いないよ(笑) だいたいわかるじゃない。怒りの加減というのが。
志村
わかるの?
加藤
あ、ちゃんと話を聞いてたんだ?
高木
これは本当に怒ってるんだなってというのがあったもの。
志村
聞いてなかったから怒ったんじゃないの?
高木
怒り方も1から(レベルが)あるんだろうな。その時はマジに怒ってたよ。
志村
俺たちはわからないもんなぁ(笑)。
今回番組では、ザ・ドリフターズとゲストによる「寝台車」「花粉症」「歌舞伎(ドラマ撮影)」といったコントを披露するほか、特別企画として4人のトークコーナーを実施。久しぶりに集まった感想や、思い出のコントについて語り合う。