上白石萌音「口まで運んで寸止め…」初主演の自炊ドラマで女子力アップ!?

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上白石萌音、人気声優・梶裕貴のアフレコに「やっぱりすごい!」】

――ブンの親友・有川絢子(通称:ジュン)を演じる池田エライザさんとは初対面だったそうですが、どんな印象でしたか?

最初に会った時、「なんて綺麗な人だろう」と思いました。年が一つしか違わないのに大人っぽくて、考え方もしっかりしていて。エライザちゃんとは、九州生まれだったり、音楽が好きだったり、眉毛が太かったりと(笑)、共通点が多いんです。好きな映画も同じで、「あのシーンのあの曲が良いよね」などと盛り上がってとても仲良くなりました。抱き着くシーンも照れることなく本心でできたし、ドラマを通じて素敵な出会いがあり嬉しかったです。

――ホクサイの声を担当している人気声優・梶裕貴さんとのアフレコは?

先日お会いした時に、「(私との台詞の掛け合いは)どうですか?」と伺ったところ、「すごくやりやすいです」と言ってくださってホッとしました。また「アフレコの前は、自分なりに役のイメージを固めていたけど、後から監督の意見が次々に加わり変化していき、あのホクサイが出来上がったんだよ」とおっしゃっていました。自分が持っていたイメージとは違うことを提示された時に素早く応えられる柔軟性がすごいなと思いました。俳優業と比べて声優業は収録期間が短いけど、その分俊敏性も求められると聞いたことがありますが、梶さんはまさにそうなんだと思いました。さらに今回は、連続ドラマなのでそれを持続させなければならない。考えつつも直感でされていらっしゃるのは、やっぱりすごいと思いました。ホクサイの声が入った完成版が楽しみです。

――ブンは妄想癖がありますが、上白石さんは妄想することがありますか?

そういうことを考えるのは結構好きです(笑)。寝る前によく遠い将来のことを考えます。私の親友がホテルマン志望なのですが、その夢が叶ったら私をスイートルームに招待してくれると言ってくれていて。昨夜は、実際にそうなった時のことを妄想していました。親友がお化粧してビシッと決めて働いていて、私はそこに泊まりに行く……。妄想して幸せな気持ちになると、夢や目標に向かって頑張れる気がします。

――最後に、放送を楽しみにしている方々へメッセージをお願いします。

一言でいうと“ホカホカしたドラマ”です。ご飯もホカホカ暖かくて美味しいものばかりが出てくるし、ブンと、彼女を取り巻く人たちが本当に温かい。何気なく発する一言にも素敵な温かみがあります。寒い冬を温めるドラマですが、お腹が減っている状態で見ると余計に減ってしまうと思うので、ご飯を食べてから見てほしいです。また、ブンは食べ物を通じてさまざまな人間関係を築いていきます。ホクサイとご飯を通じて、自分の奥底にある感情や新しいものを見つけたりする成長物語です。少しずつブンの心が開かれていく、そんな様子を楽しんでいただければと思います。

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