人気声優・梶裕貴、イケメンボイス封印!初のぬいぐるみ役に大興奮

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人気声優の梶裕貴が、新ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』(MBS/TBS系ネット、MBSにて1月22日より毎週日曜24:50~、TBSにて1月24日より毎週火曜25:28~)にて、ぬいぐるみの声に初挑戦することが決定。オファーを受けた時の感想や、役作りについて語った。

上白石萌音主演の本作は、如何に安く、美味しく、幸せを感じながら食べられるかという創意工夫の自炊ライフを追求した同名コミック(著・鈴木小波、講談社「ヤングマガジンサード」連載中)を実写化。上白石は、東京・北千住で一人暮らしをする女子大生で、人見知りで妄想癖のある主人公・山田文子(通称:ブン)を演じる。

梶が声を担当するホクサイは、ブンと共に暮らす、ウサギに似たしゃべるぬいぐるみ(?)……のようなキャラクター(しかし正体は謎)。「~でござる」が口癖で、くるくるとうずまき状に描かれた目が特徴。時に厳しく、時に温かく、軽快なトークでブンに突っ込みを入れる役どころだ。ブンにとっては、まさしくご飯とホクサイがいれば何もいらないくらいの、大切な存在である。

アニメ『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役、『七つの大罪』のメリオダス役、『妖怪ウォッチ』のフユニャン役をはじめ、『アオハライド』『僕のヒーローアカデミア』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』など、数々の超人気アニメ作品の声を務めてきた梶。今回は武器であるであるイケメンボイスを封印し、武士的な話し方とコミカルな声色で新境地を見せることとなる。梶、上白石のコメントは以下の通り。

<梶裕貴>
■オファーを受けた時の感想
個人的に大好きな宝来忠昭監督の「飯モノ」ということで、本当に嬉しかったです! 実写ドラマにここまで重要な役柄で関わらせていただくことはもちろん、ぬいぐるみ役も初めてだったので(笑)、新たなチャレンジの機会にとても興奮しました!

■役作りについて
基本的には原作漫画を読んで自分が感じた印象そのままです。見た目の可愛らしさと、武士的な喋り言葉のギャップが面白いキャラクターだと感じたので、そのあたりは特に強く意識してお芝居させていただきました。

■監督との打ち合わせの様子
初回収録で、監督からは「キャラクター感も意識しつつ、どこか人間らしい空気感も出してください」という演出をいただきました。お互いシャイだったために、仕事以外の会話は最初少なかったのですが、とあるタイミングで、以前一緒に仕事をしていたことが発覚! そこからはだいぶリラックスして、楽しくお喋りできるようになりました(笑)。

■アニメとの違いや難しさ
既に撮影が終了している俳優さんたちの“間”に合わせて台詞を入れ込む作業が、技術的に難しかったです。でも役者の皆さん、特に一番掛け合いの多いブンとの会話は、上白石さんがしっかりとホクサイを「そこに存在している生き物」としてお芝居してくださっていたので、僕も演じやすくとても楽しかったです。

■視聴者へのメッセージ
笑えて、泣けて、可愛くて……美味しそう(笑)! 色々な魅力がたっぷり詰まった素敵な作品に仕上がっていると思います。宝来監督の優しい雰囲気がそのままフィルムにも表れている、そんな印象です。ぜひ最後まで欠かさずご覧ください。よろしくお願いします!

<上白石萌音>
梶さんの声でホクサイに命が宿り、ドラマがより活き活きとカラフルになりました。そして、ブンがホクサイに助けられているように、私も梶さんの声にとても支えていただいています。今にも動き出しそうな、パワフルで鋭くて温かいホクサイ! 大好きになること間違いなしです!

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