『恋仲』最終回直前!15分で振り返るストーリーまとめ

公開:

<第3話>
あかりは、葵との映画館での出来事を楽しそうに翔太に話し、葵も、あかりと昔のように話せたことを喜んでいた。そんなある日、葵が新たな建築現場へ行くと、建築作業員の中に、あかりの父・寛利に似た人物を見かける。後日、あかりに自宅の本棚を作って欲しいとお願いされた葵。材料をそろえ、本棚を作り上げるとあかりは大喜び。葵は、寛利の所在を知っているかあかりに尋ねる。あかりはわからないと答えるが、翔太も探してくれていて、いつか見つけられると信じていた。

ある日、翔太は自分の受け持つ患者の女の子・心音(大友花恋)の勉強を見てくれないかとあかりに頼み、教師を目指しているあかりは快諾。さらに翔太は、あかりが教員採用試験に合格したらプロポーズしようと考えていることを葵に告げる。そんな翔太の本気を知った葵が、建築現場に行くと、再び寛利を見つける。葵は寛利に声をかけ公園で話しをするが、寛利は「今更、あかりに会う資格はない」と目を伏せるのだった。後日、葵は翔太に会い、寛利のことを相談。あかりに伝えるか翔太に一任する。

一方のあかりも寛利を街中で見かけていた。翔太に相談するが「もう諦めなよ」と諭され、これまで協力的だった翔太の変化に動揺する。実は、翔太は寛利と会い「二度とあかりと会わないでほしい」と現金50万円をわたしていた。葵に父と翔太のことを相談するあかり。しかし、葵に「ちゃんと翔太と話し合うべきだ」と勇気づけられ、あかりはちゃんと話し合おうと翔太の家を訪れる。しかし、部屋に入っても翔太の姿はなく、デスクの開いた引き出しの中にONE PIECEの51巻があることに気がつく。本を手に取ると、そこには葵に渡したはずのメモが挟まれていた……。
『葵へ ずっと好きでした。来年の花火大会、同じ場所で待っています。あかり』
何が何だかわからないあかりは、呆然と立ち尽くすのだった。

<第4話>
7年前、葵に渡したはずのラブレターを翔太の部屋で見つけたあかりは、翔太とどう接していいのかわからなくなっていた。真相を翔太から聞きたいが、その勇気が出ずに翔太を避けてしまう。一方、仕事を認められ始めた葵は、先輩の磯原新一(永井大)から建築コンクールに出品してみないかと勧められる。そんな時、公平がバーベキューをしようと言いだし、あかりと翔太も呼ぼうと口に出す。葵の気持ちを知る七海は公平をたしなめるが、葵はあかりへの思いは吹っ切れたと言い、あかりに声をかけ、翔太も呼ぶように伝える。

バーベキュー当日。あかりによると翔太は仕事が忙しくてこられないと言う。バーベキューで盛り上がる中、公平は翔太に「超楽しい」とみんなで楽しんでいる写真を送る。何も知らされずにいた翔太は、あかりに電話するが、あかりは電話に出なかった。さらにあかりは、葵に手紙の存在をそれとなく聞く。何も知らないと言う葵の反応に、7年前の翔太との再会に思いを巡らせる。

後日、意を決したあかりは、翔太と話しをするために病院へ向かう。すると、あかりは翔太の同僚の沢田一葉(新川優愛)に呼び止められる。一葉は、翔太が寛利にお金を渡しているところを目撃しており、そのことをあかりに伝える。あかりは翔太に会い、寛利と手紙のことについて問い詰める。翔太は、寛利にお金を渡した真意を隠したまま、手紙については「あかりのことが好きで、葵と会わせたくなかった」と言葉を絞り出し、それを聞いたあかりはその場を飛び出してしまう。

<第5話>
葵は、あかりのルームメイト高梨恵里香(馬場園梓)から「あかりが帰って来ない」と連絡を受け、翔太のマンションを訪れる。葵の追求に翔太は、寛利に金を渡し、2度とあかりに会うなと告げたと言う。翔太の言い分に腹を立てる葵だが、あかりの行方は全く分からない。しかし、建築事務所で徹夜をしていた小谷照吉(前野朋哉)が、見知らぬ美女が訪ねてきて建築現場の作業員リストを見せてほしいと言われたことを知る。あかりの行き先がわかった葵は翔太に連絡。しかし、翔太は「探しに行けない」と言い、葵はあかりの後を追う。

葵があかりを追っていく中、公平は翔太を呼び、寛利のことについて翔太の本心を聞く。翔太は、父親に捨てられて、何もかも失いながらも必死に教師になる夢を追いかけてきて、やっとここからというところで、再び父親にあかりの人生をメチャクチャにされるのを黙って見ていられなかった。どうしても守りたかった……。と打ち明ける。「あかりのことを思って行動できるなんてかっこ良すぎる」と公平に言われるが、手紙のことについては話すことができず気は晴れずにいた。

一方、あかりは、寛利の現住所を訪れていた。インターホンを押すと、そこから出てきたのは一人の女性だった。以前、仕事でお世話になったと嘘をつき家に上がると、程なくして寛利と娘が帰宅。思わぬ来訪者に驚く寛利だが、二人きりになったところで、これまでの経緯をあかりに伝え、その女性と籍を入れる予定だと話す。あまりの言い分に怒りを覚えるが、あかりは別れを告げ家を出る。するとそこに葵が現れる。さまざまなことを抱え込み、我慢するあかりに対して葵は、海に向かって叫べと元気づける。いろいろな思いを海にぶつけるあかりと葵。そして、二人は7年前を振り返り、実はお互いに初恋だったことを打ち明ける。帰り、ベンチでバスを待っている二人。うとうとして葵の肩にもたれるあかりに、葵はそっとキスをするのだった。

PICK UP