「暴れ川」と「斜面」に向き合う人々の生活がスゴイ!

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6月8日放送の『空から日本を見てみよう+』(BSジャパン、毎週木曜21:00~)は、四国にある“暴れ川”と“斜面”に向き合う人々の生活を空から眺めていく。

徳島市の河口から吉野川をさかのぼっていくと、高い台座に人が乗っているように見える“何か”を発見。それは、洪水が起きた時に流されないようにした「地蔵」だという。さらに、周囲を石垣で囲み洪水に備えた家、川の増水時に沈む潜水橋など、暴れ川の吉野川と向き合ってきた生活の知恵を見ていく。また、奇岩で有名な阿波の土柱を見て美馬市に入ると、洪水を緩和するための竹林が。さらに進み、舟運で栄えた脇町では、防火壁であり富の象徴でもある「うだつ」が立つ町並みを眺める。

吉野川の支流・貞光川をさかのぼっていくと、平地がなくなり、山の斜面に張り付く“天空の集落”が続々と出現。そのほか、集落の頂上で切り花づくりをする人、傾斜地に積んだ三角形のワラなどを使って傾斜地農業の伝統を守る人、標高差500メートルの集落、自動車が通れる道のない集落などを見ながら、標高1958メートルの徳島県最高峰・剣山の山頂を目指す。

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