大ヒット映画『君の名は。』の音楽を担当するなど、絶大な人気を誇るバンド「RADWIMPS（ラッドウィンプス）」のギターヴォーカル・野田洋次郎が、テレビ東京系列にて4月13日よりスタートするドラマ『100万円の女たち』（毎週木曜25:00～）で、テレビドラマ初主演を務めることがわかった。

本作は、青野春秋原作の同名漫画（小学館ビッグスピリッツコミックス刊）が原作。主人公・道間慎（野田）と、1つ屋根の下で暮らす5人の美女たちが繰り広げる“密室ミステリードラマ”だ。女たちは毎月100万円もの大金を家賃および生活費として支払っているが、素性は全くわからない。彼女たちは何の目的で慎のもとに集まってきたのか？　どんな人間なのか？　回を追うごとにひとつ、またひとつと解明されていく謎。そして、女たちとの奇妙な共同生活を通して慎は思いもよらなかった大きな運命に翻弄されていく……。

映画『トイレのピエタ』で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞するなど、アーティストとしてだけでなく、役者としても類まれな才能を発揮し続けている野田は、今回がテレビドラマ初出演にして、初主演。「オファーをいただき、初めてスタッフの方たちに会った時の、溢れんばかりの気概とこの作品への情熱がとても印象的でした。今も鋭意脚本や撮影のプランニングなど一丸となって進んでいます。とても心強いチームです」と明かした。

また、作品については「原作のあの不思議な空気をまといながら、ちょっとイビツな新体験を観てくださる方々にお届けできたらと思っています。主人公が5人の魅力的な女性達とひょんなことから同居するところから物語は始まります。そんな夢のようなシチュエーションに翻弄されないか少し不安はありますが、頑張って自分の役割に集中して臨みたいと思います」と意気込みつつ、「普段バンドでオスしか存在しない世界でひたすら体育会系に音楽活動をする我々なので、バンドメンバーには幾分申し訳ない想いです」とお茶目なコメントも。

最後に「僕自身、右も左も分からない身であるからこそあまり既存の枠にとらわれずに面白い作品ができるよう、前に前に挑戦していきたいと思います。このドラマ、面白いです。よろしくお願いします」と、視聴者にメッセージを送っていた。

共同生活を送る5人の美女をはじめ、脇を固める超個性派俳優陣などは、今後続々と発表される予定とのこと。