日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』（TBS系列、毎週火曜20:57～）。7月18日は、お笑い芸人の渡辺直美が「海外ゴシップの世界」を案内。セレブの私生活や整形事情などについて語った。

■セレブの私生活

インスタグラムをはじめ、ゴシップ誌、Twitter、YouTubeなどで海外ゴシップを収集している渡辺。中でも、インスタはゴシップの宝庫らしい。そこで、渡辺がフォローしている外国人セレブの中から3人の女性有名人をピックアップ。彼女たちが投稿した写真を独自の視点で解説した。

「ミランダ・カー」
ポテトフライやハンバーガーを食べている写真。これは、渡辺いわく「私たちと同じ人生歩んでるじゃんって思わせるための1枚」で、「好感度上げるために庶民派をアピールしている」とバッサリ。マツコも「底意地の悪い見方しているわね（笑）」と言いながら、渡辺の見解に納得した様子。

「レディー・ガガ」
すっぴんでスーパーに行っている写真。渡辺は「仕事が順調で心に余裕がある」と説明。何でもない日常生活を載せる余裕が感じられるとか。渡辺いわく「キラキラしたものを載せている人は、まだ焦っている」らしい。

「セレーナ・ゴメス」
インスタフォロワー数1億2300万人で世界1位。そんな彼女は4枚の写真を公開しているが、背景も服も変わってないシンプルなカット。しかし、そこには「女心が隠れている」と渡辺は分析。「普通、ファンに向けてやるならいろんなメイクをした自分を載せるはず。なのに、ナチュラルな服を着て、笑ったり、ちょっとクールだったりと表情のみ微妙に変えている。これは恋をしているんです」と、渡辺の口から仰天発言が。そう思う根拠は写真が投稿された日付を見たことがきっかけ。セレーナは、投稿の約1ヵ月前にR＆Bシンガーのザ・ウィークエンドとの交際が発覚していたのだ。渡辺は「私、こんな顔もするのよと彼氏にアピールした投稿」であると確信したという。

■セレブの整形事情

「アンバー・ローズ」
世界的に有名なラッパー、カニエ・ウェストの元恋人。彼女はお尻に整形疑惑が。渡辺は“お尻整形＝お金持ってるセレブアピール”の法則を紹介した。

「カイリー・ジェンナー」
渡辺が尊敬している整形セレブ。「TeenVOGUE」などのモデルを務め、アメリカで絶大な人気を誇っている。まだ19歳だが、昔の写真と今の写真を比べると唇に変化が。たったの1年で、かなり唇が厚くなっている。本人はずっと整形を否定していて、空き瓶を吸って唇を大きくしただけと説明していた。しかし、人気モデルは常に注目を浴びているため、彼女のマネをして空き瓶を吸い、唇に異常をきたした女性が病院に駆け込む事件が続出。世間から非難を浴びたカイリーは整形を告白するが、その後の彼女の行動はさすが海外セレブ。自身が起こした騒動をきっかけに、みんなが“憧れる唇”というイメージを巧みに利用して自らリップの会社を立ち上げ、商品が大ヒット。「スキャンダルをお金に変えるゴシップウーマン！」と、渡辺は絶賛した。

■渡辺が勇気づけられたゴシップガールTOP3

「ブリトニー・スピアーズ」
デビュー曲が全世界で1000万枚近い売上を記録した歌姫。プライベートビデオ流出騒動や薬物使用疑惑など、数々のゴシップで話題に。2007年、丸刈り頭のブリトニーはパパラッチを傘で襲撃。事件から約7ヵ月後にMTVライブで活動を再開するが、彼女は泥酔した状態で登場したため、ろくに踊ることもできず、歌は口パクという最悪なステージに。日本だったら大バッシングを受けるところだが、何があっても“ブレない”ところが評価され人気が復活した。

「パリス・ヒルトン」
ヒルトンホテル創業者の孫娘で世界的ファッションリーダー。飲酒運転やプライベートビデオ流出で世間を騒がせた。コカイン所持で逮捕された時は、社会奉仕活動を。壁の落書きを消す姿を写真に撮られたが、ピンヒールにサングラスという“謝る気ゼロ”の格好で、やや笑いながら作業していた。しかし、その姿は炎上することなく、むしろ「さすがヒルトン」と、変わらない彼女の生き方は世間から好意的に受け止められた。

「ブラック・チャイナ」
ストリッパーから億万長者にのし上がり、今は実業家としてファッションブランドやビューティーサロンを経営している。インスタではセクシーショットや成金アピールが色濃く出た写真を公開。渡辺は「まだ、キラキラしている自分を見せているから余裕がない証拠」と、辛口のコメントをした。

この日は、ほかに「ポン酢の世界」を紹介した。