桂文枝『小さな巨人』で15年ぶりTBSドラマ出演!IT企業社長役に「大変戸惑う」

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「いらっしゃ~い!」のギャグでお馴染みの落語家・桂文枝(六代)が、長谷川博己主演の新ドラマ『小さな巨人』(TBS系列、4月16日スタート、毎週日曜21:00~、初回は25分拡大)に出演することがわかった。桂がTBSのドラマに出演するのは、2002年6月に出演した『水戸黄門』以来、実に15年ぶりとなる。

本作は、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメントドラマ。実力で“未来の捜査一課長間違いなし”と呼ばれるまでの活躍をしていた捜査一課の刑事・香坂真一郎(長谷川)は捜査一課長を目指し邁進してきたが、あるミスを犯したせいで所轄へと左遷させられてしまう。しかし、不器用ながら己の正義を信じ事件に挑む同僚たちの姿を目にしたことで、自身の“正義”を信じて“悪”と対峙していくことになる。長谷川のほか、岡田将生、芳根京子、安田顕、春風亭昇太、香川照之が出演し、作品を盛り上げる。

上方落語協会会長も務める落語界の大御所・桂が演じるのは、物語のキーマンで、日本経済界のトップに立つIT企業「ゴーンバンク社」の社長・中田和正役。香坂が所轄にやってきた時に発生した誘拐事件の被害者だ。香坂が懸命に事件の捜査を進めると、この事件にはあることが隠されていることがわかる。さらに、香坂の左遷のきっかけとなった人物である中小企業の社長・隆一は、中田の息子。この親子が握っている真相とは……?

今回の役どころについて、桂は「日本を代表する大企業の社長役ということで、大変戸惑っております。何せサラリーマンの経験すらないのですから」とコメント。また「日本を代表する企業家は、古くは松下幸之助さん、近年は孫正義さんにお会いしたことがあります。あの風格と品位はとても出せませんが、少しでも近づけられるよう頑張ります」と意気込みも語っている。

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