『べっぴんさん』の芳根京子、日曜劇場『小さな巨人』のヒロインに抜擢

公開: 更新:

女優の芳根京子が、長谷川博己主演の新ドラマ『小さな巨人』(TBS系列、4月16日スタート、毎週日曜21:00~、初回は25分拡大)にヒロインとして出演することがわかった。

本作は、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメントドラマ。実力で“未来の捜査一課長間違いなし”と呼ばれるまでの活躍をしていた捜査一課の刑事・香坂真一郎(長谷川)は捜査一課長を目指し邁進してきた。あるミスを犯したせいで所轄へと左遷させられてしまうが、不器用ながら己の正義を信じ事件に挑む同僚たちの姿を目にしたことで、自身の“正義”を信じて“悪”と対峙していくことになる。長谷川のほか、岡田将生、安田顕、春風亭昇太、香川照之が出演し、作品を盛り上げる。

NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で主演を務め、今大きな注目を集めている芳根。本作で演じるのは、警察犬のブリーダーに憧れて警視庁に入庁したが、志望とは異なる警務部の人事課に配属された新任職員・三島祐里だ。昇任試験の問題の準備や採点の補助、人事案の整理といった人事の業務をこなす中で、優秀な刑事と出世をする刑事とは別物であることや、普段は巨悪に立ち向かう勇猛果敢な警察官たちが人事にも大変興味を持っていることを知る。そして警察内部の人事情報に精通することで、物語を左右していく“ある決意”をすることになる。

TBSの2015年7月期金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』でドラマ初主演を経験した芳根は「朝ドラの撮影が終わり、TBSのスタッフさんにお帰りと言っていただけて嬉しかったです。豪華なキャストの皆様に囲まれて過ごせること、そして初の社会人役。自分にとってまた新しく大きな挑戦になりますが、精一杯頑張ります! 女性キャストが少ない分、祐里がちゃんと輝けるようしっかり向き合っていきたいと思います」と意気込みを語る。

警察官が、実は人事にも興味を持っているということを知った伊與田英徳プロデューサーは「本作でも、それと同じ目線の新人警察官役が必要だと思い、芳根さんにオファーをして承諾を頂けました。純粋でまっすぐな彼女であれば、警察官の背中を見て社会人の厳しさを感じる祐里を演じ切ってもらえると思っております」と期待を寄せている。