川栄李奈「グロい作品が好き」松井珠理奈主演のホラードラマで女子大生役

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元AKB48の川栄李奈が、SKE48の松井珠理奈主演の新ドラマ『死幣』(TBS系列、7月13日スタート、毎週水曜24:10~)に出演することがわかった。

本作は、松井演じる、他人の死が見える第六感を持った女子大生・南由夏が、呪われた一万円札「死幣」を使う友人の死を目撃したことを機に、不可解な事件に巻き込まれる本格ホラーサスペンス。

昨年8月にAKB48を卒業した川栄は、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)では実直な仕出し屋の娘役、『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系列)では人妻役など、さまざまな役を演じ活躍の幅を広げている。そんな川栄が本作で演じるのは、由夏の友人で、おしゃれ、恋愛、スピリチュアルに夢中な明るい女子大生・林絵里菜。大学のゼミ周辺で起こる変死事件に対し恐怖を抱いていることから、占いや水晶といったスピリチュアルなものに依存する役どころだ。しかし、それが原因で死幣の呪いに巻き込まれてしまい……。

なお、川栄がTBSのドラマに出演するのは、2014年の日曜劇場『ごめんね青春!』以来約2年ぶりで、松井とドラマで共演するのはグループ卒業後初。さらに、AKB48グループの現役メンバーと卒業生がドラマで共演するのは、『マジすか学園』(テレビ東京系列)に続き2度目となる。川栄と松井、伊藤雄介プロデューサーのコメント全文は以下の通り。

<川栄李奈>
私がAKB48を卒業してから、珠理奈さんとドラマで共演するのは初です。珠理奈さんとはグループにいた時、一緒に『マジすか学園』というドラマをやっていたのですが、卒業してからメンバーと一緒に撮影できる機会はあまりないので、とても不思議な感じです。

珠理奈さんと会うのは、今年3月の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系列)以来です。撮影現場に入ってからは、つい先日行われたAKB48選抜総選挙について「3位おめでとうございます」という話をしました。私はテレビで見ていたのですが、全然関係ないのにとても緊張しました(笑)。自分が出ている時とはまた違う緊張感で、楽しかった反面ドキドキもしました。

『死幣』はホラーサスペンスですが、お金にまつわる事件が起こるミステリー的な面白さもあります。台本を読む限り死に方がエグいので、どんな映像になるのかとても興味がありワクワクしています。まだそういうシーンを撮っていないのですが、血が飛び出したりするシーンが今後増えていくと思うとドキドキします。撮影が楽しみです(笑)。

私が演じる絵里菜は、スピリチュアルなものを信じている女子大生ですが、私は当たると評判の占い以外は信じないタイプです。パワーストーンも持っていません。なので、私と絵里菜はあまり似てないと思います(笑)。でも、絵里菜の会話のトーンなどは自分っぽいと感じました。

ホラーは好きでよく見ます。血が出るようなグロい作品も好きですが、怖がりなので見た後はとても怖くなります(笑)。実際にもし死幣が手元に届いたら? 絶対使いません! 死ぬんですよね? 生きたいです(笑)。

自分では霊感がないタイプだと思うんですが、変な音には敏感です。ホラー系を見るのはすごく好きなのですが、実際に自分の身に降りかかると全くダメです。心霊体験もしたことがあります。ホテルで寝ようとした時、上の階の人がすごくうるさくて言いに行こうかと思ったのですが、実は泊まっている部屋は最上階だったという……とても怖かったです。

AKB48卒業後は、いろいろなドラマでそれぞれ違った役をやらせていただいているので、本当にありがたいです。「いろいろな役をやりたい」とずっと言ってきたので嬉しいです。

珠理奈さんはじめ、同世代の俳優さんたちが集まった場で撮影するのは本当に久しぶりです。みんなで高め合いながら、この夏一番怖いドラマにできたらと思います。こういうドラマはありそうでなかったし、本当に続きが気になる作品です。過激なシーンもありますが、次回の展開を楽しみに見ていただけたらと思います。

<松井珠理奈>
絵里菜は良くも悪くも思ったことをすぐに言っちゃうタイプ。でも川栄ちゃん自身はその真逆で、いつも周囲に気を配っていてそれがとても自然体に見えるんです。だから絵里菜を演じる川栄ちゃんを見るのは、「こういう女子大生って、仲間に一人はいるよね」と思えてとても新鮮でした。「川栄ちゃんは優等生な印象だったけど、お芝居でこんな一面も出せてすごいなぁ」と。

私はドラマの撮影中ずっと緊張しっぱなしなので、川栄ちゃんの顔が見られてすごくホッとしています(笑)。川栄ちゃんがグループにいた時は二人きりで話す機会があまりなかったんですが、今回のドラマで距離が縮まりそうで、とても楽しみです。

死幣によって誰かが死んでしまうシーンは、とても怖いです。現場に幽霊がいるんじゃないかとスタッフさんに言われたりして……。その怖さにどんどん追い込まれて、耐えるのに必死です(笑)。そういうリアルな怖さを、皆さんにもお伝えできたらいいなと思っています。

<伊藤雄介プロデューサー>
まだ彼女がAKB48にいた4年前、音楽番組で一緒に仕事をさせていただいたことがあったのですが、その時川栄さんにある演出のお願いをしました。リハーサルではすこし困惑気味だったのが、本番になるとスイッチが入ったように完璧な動きを見せたんです。その時、彼女は役に入り込むことができる女優なんだと思いました。そのときからずっと川栄さんとドラマの仕事がしたいと思っていたので、今回ご一緒できて嬉しいです。

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