清原果耶14歳、新ドラマでSKE松井珠理奈との姉妹役にプロデューサー太鼓判

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若手女優の清原果耶が、SKE48の松井珠理奈主演の新ドラマ『死幣』(TBS系列、7月13日スタート、毎週水曜24:10~)に出演することがわかった。清原が民放の連続ドラマにレギュラー出演するのは、今回が初となる。

本作は、松井演じる、他人の死が見える第六感を持った女子大生・南由夏が、呪われた一万円札「死幣」を使う友人の死を“目撃”したことをきっかけに、不可解な事件に巻き込まれる本格ホラーサスペンス。連続怪死事件に疑問を持ち、由夏と共に死幣の謎を追う刑事・若本猛役は戸次重幸が演じる。

現在14歳の清原は、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK・2015年)で女優デビューし、ヒロイン姉妹の奉公人・ふゆ役を演じ話題を呼んだ。さらに、22日に最終回を迎える『毒島ゆり子のせきらら日記』(同局)では民放連続ドラ初出演を果たし、今大きな注目を集めている。

そんな清原が本作で演じるのは、由夏の妹で、大の怪談好きという小夢(こゆめ)。由夏にちょっかいをかける可愛らしい性格で、「呪いのお金=死幣」の怪談を由夏に教えた張本人であり、由夏の周りで発生する「死幣」の呪いに巻き込まれていく役どころだ。清原と松井、伊藤雄介プロデューサーのコメント全文は以下の通り。

<清原果耶>
小夢と同様、私も怖い話は大好きで、よく一人で検索して楽しんでいます。なので、このドラマではどんな怖い話が出てくるのか楽しみです。死幣はお金が欲しくてたまらない人の元に届くので、迷ったとしてもやっぱり使ってしまって呪われるという点は残酷だし悲しいと思いました。

小夢はとにかくお姉ちゃんのことが大好きで大切に思っている、いたずら好きで天真爛漫な女の子です。私は実際に姉がいるのですが、姉にちょっかい出してからかったりする点はよく似ています。実際の姉とは仲が良い時も喧嘩する時もありますが、仲が良い時は小夢と由夏の関係にすごく似ているんです(笑)。

松井さんとは、台本の読み合わせで初めてお会いしました。いつもニコニコしていて、朗らかな雰囲気の方です。リハーサルを重ねて、本番ではもっと姉妹感を出せるように頑張りたいです。

(朝ドラ以来の連続ドラマ出演で)長期間同じ役を演じられるので、それだけでやる気が沸いてきます。小夢になりきり、最後まで演じられたらと思います。

<松井珠理奈>
果耶ちゃんと初めて会った時は彼女の年齢を知らなくて、同い年ぐらいなのかなって思っていたんです。すごくしっかりしているし、落ち着いていたので……。ですが、14歳だと聞いてとても驚きました。自分も小6でSKE48に入った時、小学生に見えないと驚かれていましたが、今やっとその気持ちが理解できた気がします(笑)。

私は一人っ子なのですが、AKB48グループの中で年長になってきて、後輩たちはみんな妹のような感覚なんです。由夏の小夢に対する気持ちと、私の後輩に対する気持ちは似ていると感じました。自分の中にあるお姉ちゃん的な部分と、実際にお姉さんがいる果耶ちゃんの妹的な部分がうまく合わさったようで、台本の読みあわせをした時も初対面ながらとても仲良くなれた気がしました。姉妹という関係にまったく違和感がなかったんです。

由夏と小夢は友達のように仲が良い姉妹ですが、姉だから妹に言えることもあると思うし、逆に姉が行き詰った時に妹が助けてくれるというバランスが表現できたらと思います。仲が良いだけじゃなくて、助け合っているんだな、家族なんだなという面も見せていけたらと思っています。

<プロデューサー・伊藤雄介>
昨夏、初めて清原さんにお会いしました。その時は手元にあった台本を読んで頂いたのですが、既に圧倒的なオーラを感じていて、この子は絶対的に輝くと確信しました。それ以来清原さんに注目していたら、朝ドラで大活躍! このドラマを松井さん主演で作ると決まった時、すぐに清原さんとの姉妹になっている姿が浮かんできました。二人の雰囲気がよく似ていると思ったんです。なので、すぐに清原さんにオファーしました。実際に二人が並ぶと、素晴らしくよく合う。お芝居の相性も良く、読み合わせをするたびに呼応しあうんです。二人をみていると、ドラマの撮影がさらに楽しみです。