黒木華主演の連続ドラマ『重版出来！』（TBS系列、毎週火曜22:00）。この度、人気漫画家・いくえみ綾が、ドラマの小道具として使われる劇中漫画を描き下ろすことがわかった。

本作は、松田奈緒子による同名コミック（小学館「月刊！スピリッツ」にて連載中）のドラマ化。黒木演じる週刊コミック誌の新人編集者・黒沢心（くろさわ・こころ）が、周囲を巻き込みながらライバル雑誌に勝つため奮闘する姿が描かれる“お仕事ヒューマン群像劇”となっている。

劇中には、小日向文世、滝藤賢一、要潤、永山絢斗、中川大志、高月彩良、前野朋哉といった面々が漫画家役で登場。彼らが劇中で描く漫画を、ゆうきまさみ、河合克敏、村上たかし、のりつけ雅春、田中モトユキ、白川蟻ん、そして藤子不二雄Aといった実在する人気漫画家が描き下ろしている。

映画化された「潔く柔く」をはじめ、「I LOVE HER」「バラ色の明日」、現在「月刊！スピリッツ」で連載中の「おやすみカラスまた来てね。」など、登場人物を瑞々しく描くことで、1980年代より第一線で活躍するいくえみ。作中に登場する男性キャラクターは“いくえみ男子”と呼ばれ、全国の乙女のハートを鷲掴みにしている。また、いくえみは『重版出来！』の主題歌を歌うユニコーン・奥田民生のファンであり、奥田の名曲をトリビュートした作品集「スカイウォーカー」も発表している。

毎週ドラマを楽しく見ているといういくえみは「キャラクターたちが漫画の通りに濃くて面白いし、黒木さん演じる心が可愛くて本当に素敵で目が離せません！　このドラマの劇中作に私も参加させていただけて光栄です。放送を楽しみにしています」とコメント。果たして、いくえみは劇中のどの漫画家の作品を担当しているのか。また、どのような漫画に仕上がっているのか。