渡部陽一&なすび、3.11放送のTBS震災特番に生出演

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東日本大震災から5年目を迎える3月11日(金)、13時55分より放送されるJNN報道特別番組『Nスタ3.11震災5年 記憶を未来へ伝える力』(TBS系列)に、戦場カメラマン・渡部陽一と福島県出身のタレント・なすびが生出演する。

同番組は、ニュース番組『Nスタ』(TBS系列、毎週月~金曜15:53)が、放送時間を拡大し、大地震が発生した時刻を含んでおくる特別番組。直後に通常放送される『Nスタ』も合わせると、5時間にわたる生放送となる。

番組に生出演する渡部は、5年前、岩手県内の被災地での取材を敢行。被害の様子を“写真”に記録するだけでなく“ビデオ”も撮影し、自らリポートしていた。宮古市では、大津波に飲み込まれ街中まで流れ込んだ漁船と出くわした。そして壊滅状態の陸前高田市では、バラバラになった住宅の木片を前に立ち尽くした。さらに、渡部の“未公開映像”には、カメラに向かって自ら震災を語る被災者の姿も。この5年、何度も現地を取材してきた渡部が、被災地の現状と課題を生報告する。

タレント・俳優業の傍ら、震災後に福島県の「観光交流大使」も務めているなすびは、今、被災地に必要なのは「直接的な支援だけでなく、間接的な応援」と訴えている。そんななすびの最大の挑戦が「エベレスト登山」だ。世界最高峰に登ることで福島に良いニュースを伝えたい、頂から世界の支援を再び喚起したいという思いを抱えるも、度重なる不運でこれまで3度断念。そして昨年11月より始めたのが、青森・八戸から福島・相馬までの沿岸約700kmを歩く「みちのく潮風トレイル」だ。 なすびは、復興を進める住民とその街の情報を“応援団長”としてSNSで日々発信している。自身の足で被災地を見て歩いたなすびは感じた“復興の形”とは。

そのほか番組では、東北随一の都市・仙台のベッドタウン、多賀城市で起きた、日本が初体験した「都市型津波」からの避難の動きを多角的に検証するなどして被災地の“今”をリポートする。

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