芥川賞作家・羽田圭介、鍛え上げられた肉体があらわに

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12月20日(日)23時25分放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)では、芥川賞作家・羽田圭介に密着。受賞後初となる作品の創作過程を追う。

今年6月、ピース・又吉直樹の処女小説「火花」が芥川賞を受賞し、大きな話題を呼んだ。その時、又吉と共に同賞を受賞したのが羽田だ。受賞直後から“又吉じゃない方”として注目を集めていた羽田は、メディアでは芸人顔負けの特異なキャラをみるみる発揮。芥川賞作家でありながら、テレビで原稿料を赤裸々に暴露するほか、「僕の本を買ってください!」と誰彼かまわず懇願する“ぶっちゃけトーク”がウケて、今やメディアに連日ひっぱりだことなっている。

しかし、この“羽田フィーバー”とも言える喧騒の中、当の本人はいたって冷静に構えている。メディア露出についても「創作費用のため、今のうちに稼ぎたい」と理由を告白。それもそのはず、羽田は30歳にして既にキャリア12年の専業作家だ。良い小説を書いても、それが売り上げにつながらない現実が骨身に沁みているからこその“戦略”なのだろう。

番組では、そんな羽田の芥川賞受賞後初となる作品作りに密着。2年以上前から取り組んでいるという一作だが、修正を繰り返しようやく2016年1月より月刊誌で連載をスタートさせる。「分かりやすい極論ばかりがはびこる中で、小説はそこからはじき出された余剰なものも表現できる最後の砦」と、小説に対し確固たる信念を持つ羽田。テレビでは見せない、羽田の“小説家”としての素顔とは。そして最新作では、どんな鋭い言葉を紡ぎ出すのか。さらに、上半身の衣類を脱ぎ、小説家のイメージにそぐわない、たくましく鍛え上げられた肉体を披露する。

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