「バケモノの子展」来場者5万人突破!大阪での開催が決定 映画は興収46.5億円超え

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細田守監督の最新アニメーション映画『バケモノの子』の公開にあわせ、東京・渋谷ヒカリエで開催中の「バケモノの子展」が、7月24日のオープン初日から8月16日までの24日間で、来場者5万人を突破。これを受け、9月16日より大阪でも開催されることが決定した。

本展会場には、映画に登場するバケモノの街「渋天街」のモニュメントが、高さ5.5m、横幅4.7mの“バケモノ”級サイズで出現。作品世界を忠実に再現しており、渋天街に迷い込んだ感覚を体感することが出来る。また、全日本刀匠会40 周年記念コラボ作品として「熊徹の大太刀」をモチーフに、美術価値の高い日本刀を製作。東京都無形文化財保持者の刀匠・吉原國家氏をはじめ、研師、白銀師、鞘師、塗師、柄巻師、装剣金工師など日本屈指の職人が集結し、映画ファンだけでなく、日本刀ファンをも魅了する刀を完成させた。このほか、『時をかける少女』(06年)、『サマーウォーズ』(09年)、『おおかみこどもの雨と雪』(12年)といった過去作品から『バケモノの子』に至るまでの絵コンテ、レイアウト、原画、背景美術など300点以上のオリジナル素材を展示し、チームラボや面白法人カヤックが手がけた体感型ブースも展開している。

好評を博している「バケモノの子展」も、最終日の8月30日まで2週間を切ったが、西日本の熱烈なファンの要望に応え、大阪でも開催することが決定。9月16日から28日まで、大丸ミュージアム梅田店15階で催され、東京会場には無かった「熊徹等身大着ぐるみ」など、大阪でしか見ることが出来ない展示物も用意。また、限定グッズや過去作品のオリジナルグッズの販売も実施する予定だ(※渋谷ヒカリエ会場の展示とは一部変更あり)。

そして、映画『バケモノの子』(7月11日公開)も大ヒット上映中で、公開37日目にして、観客動員数365万人、興行収入46.5億円を突破(8月16日時点)。前作『おおかみこどもの雨と雪』(興行収入42.2億円、動員344万人)の記録を抜き、細田監督作品歴代1位を達成している。

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