柴咲コウがロングヘアをバッサリ切った理由

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3月25日(金)の『にっぽん紀行』(NHK総合、20:15~)で、柴咲コウも賛同した「ヘアードネーション」の活動を紹介。同番組は、日本列島各地を訪ね、ささやかな、しかし本物の「人間ドラマ」を発見する紀行ドキュメンタリー。この日は「髪がつなぐ物語~大阪 梅田~」と題して放送する。

大阪の繁華街、梅田。その一角にある美容室には、全国から髪の毛の入った小包が届く。「ヘアドネ―ション」と呼ばれる活動だ。寄付された髪の毛をもとに、ウイッグ(かつら)が作られ、髪に悩む子どもたちに無償で提供されるのだ。活動は、1年ほど前から全国的に知られるようになり、今では髪の毛の入った小包が1日30以上届く。直接美容室にやってくる人も後を絶たない。去年12月には柴咲が、髪を寄付したことを公表し、大きな注目を集めた。

ウイッグを作るには、31センチ以上の髪の毛が必要だ。伸ばすのに2年程度かかるという。こうした髪の毛がおよそ30人分集まって、ようやく1つのウイッグができあがる。子どもたちのためにと髪を伸ばし、寄付する人たち。どんな思いがこめられているのだろうか。一方、ウイッグの完成を心待ちにしているのが、病気などが原因で脱毛するなど、髪の悩みを抱える子どもたちだ。ウイッグの製作には時間や手間がかかることから、100人近くが完成を待っている。今回、柴咲は番組の案内人とナレーターで参加。髪を贈る人、贈られる人の思いをめぐる。

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