『トットちゃん!』制作発表記者会見で“玉ねぎ頭”が4人揃うミラクル

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黒柳徹子の半生を描く新ドラマ『トットちゃん!』(テレビ朝日系列、10月2日スタート、毎週月~金曜12:30~12:50)の制作発表記者会見が15日、六本木のテレビ朝日本社にて行われ、黒柳のトレードマークでもある“玉ねぎ頭”が4人!? 揃うというミラクルが発生した。

この作品は、40年以上の長きにわたって『徹子の部屋』の司会を務め、常にエンターテインメント界の第一線で活躍を続けてきた黒柳とその家族の激動の昭和史を描く帯ドラマ。これまで映像化されていなかった『窓ぎわのトットちゃん』の時代からもエピソードを抜粋し、テレビ女優・一期生として活躍したNHK時代や、初めて明かされる“国境を越えた恋”まで、黒柳の怒涛の半生が描かれていく。

会見には、黒柳本人に加え、15歳以降の徹子を演じる清野菜名とその子ども時代を演じる豊嶋花、そして徹子の母・朝役の松下奈緒、父・守綱役の山本耕史のほか、小澤征悦、高岡早紀、八木亜希子、竹中直人、脚本家・大石静らが出席。司会は、このドラマの放送を記念して開発された徹子のアンドロイドtottoと坪井直樹アナが務めたが、気が付けば、会場に“徹子”が4人いることに……。

アンドロイドのtottoから「ご登壇のみなさまから、ご挨拶いただけるかしら」と始まり、徹子から「凄く豪華なメンバーで、ただただビックリしています」と今作のキャストについて喜びを語り、「それから(tottoも)上手にしゃべっていてビックリしています」と。褒められたtottoはやや乱暴気味な口調で「まぁ、嬉しい。あなた今日も綺麗ね。なんか、自分を褒めているみたいでちょっと変ね」。そのやり取りが絶妙で会場から笑いが起こっていた。また、同じ玉ねぎ頭の清野もtottoに「す・ご・いですね!」と興味津々。すると横から黒柳が清野の衣装について「私の本当のお洋服をお貸ししたんですよ」と述べると、清野も「ピッタリです、サイズが」とコメント。すると、今後はtottoから「すごい!」と絶讃され、2人の“徹子”に絶讃されていた。

また、子ども時代の徹子役の豊嶋は「私が演じられるかなと、不安はありましたが、撮影が始まると全部が楽しかった。すごく体で歌う、踊るを表現することが多かった」とニッコリ。徹子も「とめどなく走り回っているような子どもでしたので、そんな風に演じていただけるととっても嬉しいです」と語っていた。

随所で司会のtottoからのコメントが入ったりと、終始和やかに進行したこの会見。坪井アナから「玉ねぎ頭が4人揃うのは初めてじゃないですか?」と聞かれた本物の徹子は、「初めてだと思います。みんな(玉ねぎ頭)見慣れちゃうんじゃないですか」と話し、最後は「あの『徹子の部屋』の放送に続いて、出てくる『トット』です。本当に涙あり、笑いあり、笑いが主ですけど(笑)、どうぞご覧ください」とアピールしていた。