武井咲『黒革』最終回でさらに“悪女”化「序盤から鳥肌半端なかった」

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武井咲の“悪女”っぷりが高評だった『黒革の手帖』(テレビ朝日系列、毎週木曜21:00~)が、9月14日に最終回を迎えた。この作品で武井演じる“銀座で一番若いママ”、原口元子の迫力と妖艶さに初回から注目集めていたが、最終回では、再び“悪”な面を見せる武井の演技に注目が集まり、平均視聴率は13.0%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だった。

銀座での地位もすべて失ってしまい、どん底まで転落した元子だったが、安島富夫(江口洋介)から渡された封筒を手にもう一度、政財界のドン・長谷川庄治(伊東四朗)に会う約束を取り付けた。何度突き落とされても諦めずに這い上がり、クラブ「カルネ」の権利を返すよう迫ったのだ。

元子は、ある切り札を手に入れたことで、長谷川会長を動かした。会長から直に電話をもらうことができ、長谷川邸を訪れた。そこで、「会長に買っていただきたいものがあります」と、切り札である都知事からの“口利料の1億円の領収書”を見せ、長谷川を脅迫。「たいした度胸だ。この領収書と引き換えに、カルネと黒革の手帳を返してやろう」と長谷川を負かした。しかし、元子は「ルダンも譲ってください」と貪欲にたたみ掛け、「そんな芸、いつどこで覚えた? ルダンは君のものになったとして、この先、無事に営業が続けられると思うか? 怖くないのか、ワシが!」。しかし、元子を認めたのか「君には感服した。ルダンは譲ってやる!」と、元子が用意していた覚書にサインしようとした瞬間、長谷川は突然の心臓発作で逝ってしまったのだ。サインはしたものの、覚書には捺印はなかったため、元子は長谷川の指を使って勝手に捺印。そんな元子の冷血な行動に、ネット上では「序盤から鳥肌半端ない」「うっわ!」「遺体が押した捺印」「元子こえ~」という声が続出していた。

混乱の中、銀座に舞い戻った元子はその足で「カルネ」へ。ママとして店に居座っていた山田波子(仲里依紗)に「さっさと出ていきなさい」と言い渡した。「どこまでも汚い女ね」と波子は言い放ち、元子に勝負あり。しかし、「悪党にはかならず天罰がくだる」と言い残し、お店を後に。また、その頃に楢林謙治(奥田瑛二)と中岡市子(高畑淳子)のもとに国税局査察部が。脱税の疑いで「楢林クリニック」に強制捜査が入ったことで、市子はその事実に取り乱す。銀座で再び頂点を目指そうとする元子だが、これまで通りの日々が続くかのように見え……という内容だった。第1話から変わらぬ悪女を演じた武井に対し、「武井咲ちゃんの元子サイコーでした」「続編期待してるけど」「武井咲ちゃん黒革で映画やらないかな~見たい~」という声も上がっていた。

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