谷原章介、大スクリーンでアタックチャーンス 『アタック25』司会・本人役で映画出演

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パネルクイズ アタック25』(ABC・テレビ朝日系列)の司会を務める谷原章介が、橋本愛と宮﨑あおいが娘・母役で競演することで話題を呼んでいる映画『バースデーカード』(10月22日公開 監督:吉田康弘)に本人役で出演。スクリーン史上初の“アタックチャーンス!”が披露されることがわかった。

誕生日に毎年届く、亡き母からの“バースデーカード”。この作品は、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”として出したバースデーカードを主軸に、成長していく姿が描かれている。橋本は娘・紀子(17~25歳)を演じ、宮崎は、紀子が10歳の時に若くして病死し、バースデーカードを書き残す母・芳恵を演じる。家族を温かく見守る紀子の父・宗一 郎にはユースケ・サンタマリア。一家のムードメーカー的存在の紀子の弟・正男に須賀健太。個性豊かな実力派俳優が集結し、早くも注目を集めているが、今回新たに、谷原が「アタック25」の司会者・本人役で出演する。

母から届くバースデーカードを通して、紀子が成長をしていく過程で、前向きに生きようとするエピソードのひとつとして『アタック25』が登場。実際のABCのスタジオセットで撮影が行われ、番組の3代目の司会者である谷原も本人役で出演。番組自体が映画に登場するのは、40年も続く番組としても史上初のこと。これについて谷原は「1975年に放送がスタートし、40年間続いてきた番組が、このような形で映画に登場させてもらえることは本当に光栄なことです。児玉清さん、浦川アナウンサーが歴史を紡いできたからこそだと思います。私が司会を務める今、この映画に出演できたことにとてもご縁を感じています」と語っている。

劇中、『アタック25』に出場するまでの過程や厳しい選考もリアルに描かれ、映画の撮影も、普段の番組収録さながらに行われ、解答席(赤・緑・白・青)の青には橋本が座り、観覧席に は父を演じるユースケと、恋人役の中村蒼も登場。当初は夜中までを予定していた撮影は『アタック 25』の制作スタッフの協力もあり、予定を大きく上回る早さで撮影を終えたという。

この演出に、吉田監督は「本作の物語の中で母と娘が目指す共通のものとして、長く続く素人参加型のクイズ番組『アタック 25』は非常に ふさわしく、これしかありませんでした。私自身も大阪出身のため、この番組をずっと見ており、なじみ深いものでした。映画の冒頭、母が病室で見ている番組の司会者は児玉さんで、半ばでは浦川さん、そして成長した娘が番組に挑戦するときには谷原さんと、少女の成長と『アタック25』の司会の方の変遷もマッチングしており、まさに運命でした」と語っている。

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