“秘書・貝原”スポットに女性ファン歓喜 高橋一生主役で『民王 番外編』

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4月15日、22日の2週にわたって復活する『民王』(テレビ朝日系列)。15日には連続ドラマ『民王』(原作・池井戸潤[文春文庫])の“その後”を描いた『民王スペシャル~新たなる陰謀~』が、そして22日には連ドラの“その前”を描いた『民王スピンオフ~恋する総裁選~』放送されることが発表されて、ファンの間でも話題となってばかりだが、23日に更なるサプライズ発表があり、「やったー!」「『民王』に拍手!」「楽しみしかない!」と喜びの声が相次いでいる。

発表されたのは、『民王』メンバーの中でも圧倒的な女性人気を誇っていた高橋一生演じる秘書・貝原茂平にスポットをあてた『民王 番外編 秘書貝原と6人の怪しい客』と題した、ネット配信限定のショートドラマが制作、配信の決定。タイトルの通り、番外編の主人公は内閣総理大臣・武藤泰山(遠藤憲一)の公設第一秘書の貝原で、ある事情から、おバカな若手2世議員の教育係の任に就いた貝原の苦悩と奮闘を描いた、毎話10から20分、全6回の爆笑必至シットコム(シチュエーションコメディ)ドラマとなっており、4月22 日の24時10分から「au ビデオパス」と「テレ朝動画」にて毎週一話ずつ配信される。

貝原といえば、総理(中身は翔)に向かって、さらりと「バカなの?」「黙れ!」など言葉を発してしまうような“クールで毒舌、抜群に仕事が出来るけれども女性には弱い”という絶妙なキャラクターで、瞬く間に多くの女性たちを虜にし、検索ワードランキングの上位に踊り出たり、女性漫画家たちが独自にイラストを発表したりと予想以上のムーブメントを起こした。

そんな貝原が主人公の本作だが、主である泰山から、若手2世議員の教育係を任され、“政界三大おバカ息子”として名高い鶴田航(つるた・わたる)の元へと向かう。おバカな航の教育だけでも大変なところに、選挙区から厄介で怪しい陳情者が続々訪れ、さらなる苦悩と奮闘を余儀なくされる。連ドラ『民王』では、おバカな大学生・翔(菅田将暉)がつつがなく総理大臣を務められるよう陰ながら支え続けた貝原であったが、今回は無事に航を一人前の議員として育て、次の選挙でも当選させることができるのか?

貝原をはじめ、内閣官房長官・狩屋孝司役の金田明夫といった『民王』のおなじみの出演者に加え、宇宙レベルのおバカ2世議員・航役に若手注目株の矢野聖人、航の世話をするお人好しの秘書・花山夏樹(はなやま・なつき)役にバラエティや演劇界など多方面で活躍するラサール石井、失礼な物言いの腰掛け秘書にキュートな演技派女優・佐津川愛美といった新キャストも登場する。また、各話に登場する“怪しい陳情客”役のゲストにも、野間口徹、橋本さとし、六平直政、新妻聖子といった、個性派俳優陣が顔を揃える。

また、今回は連続ドラマ『民王』のメインスタッフに加え、脚本家や演出家に新たなクリエイターたちが参画。「ホームレス中学生」「武士道シックスティーン」など映画界で活躍する古厩智之監督、「タンブリング」「エンドレスアフェア」の松田礼人監督らがメガホンをとる。脚本も、劇団「とくお組」主宰にして、連ドラ「ロストデイズ」「ハードナッツ!」の脚本などをこなす徳尾浩司、コントグループ・フラミンゴの一員でありながら俳優、ドラマや映画の脚本家としても活躍する吉田ウーロン太、「お葬式で会いましょう」朝ドラ「まれ・スピンオフ」などを手掛ける劇団くろいぬパレード主宰・池谷雅夫など様々なフィールドで活躍する面々が“民王ファミリー”に加わり、新たな化学反応を生み出す。

さらに、4月5日には『民王 スピンオフ BOOK【貝原編】』の発売も決定。これは、「日曜日の秘書」をテーマに撮り下ろした大ボリュームのグラビアやインタビュー、遠藤との対談などが収録されている。

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