広末涼子、10年ぶりに月9出演!「何気ない仕草や笑顔も“規格外”」番組Pが魅力を語る

公開: 更新:

広末涼子が、5月29日放送のドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系列、毎週月曜21:00~)第7話に出演することが決定。広末は「錚々たるメンバーが集結する終盤の謎解きのシーンは、役者としてあの場にいたら、きっとすごく楽しいだろうなぁ、と視聴者として拝見していました」と、2007年10月放送の『ガリレオ』第7話以来、10年ぶりとなる“月9”出演について語った。

“主人公が推理をせずに謎を解く”という、推理小説の既成概念を打ち砕く前代未聞の物語が繰り広げられている本作。第7話は、新米探偵・高徳愛香(武井咲)が師匠と仰ぐ、今は亡き名探偵・喜多見切子(井川遥)と貴族探偵(相葉雅紀)の間で起こった1年前の事件を描く。異色、かつ最終章へ向けて物語の謎が解き明かされていく激動の回となる。

貴族探偵と切子が現場で初めて顔を合わせたのは2016年。知る人ぞ知る名探偵・切子の元へ、大手電子部品メーカーの社長である都倉健一(小木茂光)が自宅で自殺をしたとの知らせが届く。警察は、鍵のかかった自室で睡眠薬を飲み、手首を切った様な遺体を見て自殺と予想。ところが、自殺では説明のつかない謎があり、切子は、密室殺人事件だと言い放つ。さらにそこに貴族探偵が姿を現す。2人は、社交界のパーティーなどで面識があり、お互いがどのような探偵か知る仲。とんとん拍子に推理対決へと話は進んでいく。しかし、これが切子にとって死の前の最後の事件になる……。

第7話で広末が演じるのは、都倉の後妻・光恵。都倉は15年前に前妻を亡くし、それ以来、秘書の旗手真佐子(森口瑤子)が都倉家を公私共に支えてきた。子どもたちも真佐子と再婚して欲しいと思っていたが、都倉は死の半年前に出会った銀座のホステスである光恵と再婚をすることに。一本芯がありながらも都倉を立てる光恵に、会社関係者は祝福を送るも、子どもたちは光恵に敵意を抱いていた。その矢先に訪れた都倉の死。子どもたちは都倉を殺したのは光恵に違いない、父を殺して会社も家も全部乗っ取る気なのだ、と切子に訴える。

現在撮影中の広末は、相場との初共演について「とっても明るく爽やかでキュートなイメージの相葉さんとはガラッと違うイメージの貴族探偵役のクールな相葉さんと対峙することを楽しみにしています」と意気込む。一方、羽鳥健一プロデューサーは「お芝居はもちろんですが、何気ない仕草や笑顔も“規格外”という魅力です。チャンスがあったら浮世離れした貴族探偵たちとのやり取りが見てみたいと思っていた」と語り、「心情を表現するのが難しい役どころだと思うのですが、見事に表現していただいており感動しています」と手応えを語っている。

PICK UP