『世にも奇妙な物語'16春の特別編』心揺さぶる4作品を紹介

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タモリがストーリーテラーを務めるフジテレビの人気番組『世にも奇妙な物語'16春の特別編』が、5月28日(土)21時より放送。西島秀俊主演の『通いの軍隊』、窪田正孝主演の『夢見る機械』、松重豊高橋一生主演の『クイズのおっさん』、佐々木希主演の『美人税』の4篇が登場。

意外な展開の連続、思いがけず心温まる瞬間、ぞっとする瞬間など、感情を揺さぶられる『奇妙』シリーズならではのドラマが繰り広げられる。

<ストーリー>
■『通いの軍隊』
前島啓一郎(西島秀俊)が住む日本では、世界的な納豆ブームを受け、「ニュー・イバラキ」が日本からの独立を宣言し政府軍との戦いが続けられている。前島が勤める会社が納品したライフルに不具合があり迷惑をかけたため政府軍におわびにいくよう上司から指示される。謝りに行くと、そこはサラリーマン化した戦場。すぐに帰るはずが、気づけば戦争へ加担しており、やりがいをも感じるようになっていく。そんな前島を驚くべき結末が待っていた……。

■『夢みる機械』
野間崎健二(窪田正孝)は漫画家になる夢を抱きながら作品を描き続けているがなかなか認められない青年。両親からも現実を見つめ就職を考えるようにと言われている。いつものように母親と言い争った際、部屋から押し出した母親がふいに倒れてしまう。その瞬間驚きの事実が明らかに!母親が実は機械だったのだ。恋人の慶子(石橋杏奈)はそんな健二を励ますのだったが…。次々と驚きの事実を目撃し追い詰められていく健二。彼が選択した決断とは。

■『クイズのおっさん』
古賀三郎(高橋一生)はなんの面白みもない毎日に嫌気がさし、ちょっとだけ変化がほしいと思い軽い気持ちでクイズ番組に出演する。それがすべての始まり。クイズで優勝した三郎に与えられた賞品は、優勝賞金100万円、そしてなんと「クイズ1年分」。なんのことかと思っていた三郎の前に翌日からクイズを出題するナゾのおっさん(松重豊)が現れる。“クイズのおっさん”に追いかけ回される三郎。おっさんと三郎の世にも奇妙な日々が始まる。

■『美人税』
財政が逼迫(ひっぱく)する中、日本政府は「美人税」を導入する。美人は男性から御飯をご馳走してもらったり、他の人が叱られたりする中、優しくされたり、人生において得をしている。だから税金を払えというのである。美しい愛子(佐々木希)の美人税は20%と高額。かさんでいく税金に全く納得がいかない愛子だったが、次第に政府に認定された特別な美人であることに優越感を覚え始める。しかし、「美人税」が思わぬ事態を次々と巻き起こしていくのだった……。