【カンナさんはピンチの連続…要潤がピンチを乗り切るコツは？】

――Twitterで、「クランクインが面白くなりそう」と呟いていましたが、現場の雰囲気はいかがですか？

すごく良いです。こういうホームドラマって大体雰囲気が良いので、きっとこのまま行くと思います。直美さんはお話が上手で、普段の会話自体が面白いです。たわいもない話をよくしてくれるのですが、これが女優さんだとなかなかそういうわけにはいかないので、ちょっと違った雰囲気で楽しいです。共通の知人も多かったので、そういう人の話をよくしています。

――麗音役の川原瑛都くんがいることでも和やかな現場に？

瑛都くんは本当にいい潤滑油になっています。大人だけだと徐々に距離を詰めていくことが多いですが、子どもが一人いるだけで大人の結束力が固まるんですよね。距離が一気に縮まりました。

――直美さんが瑛都くんと接する様子はいかがですか？

直美さん自身は独身なので最初は戸惑っていたようですが、もともとコミュニケーションをとるのが上手な方なので、瑛都くんに対しても、日を追うごとに上手になっていると思います。

――そんな直美さんと“夫婦感”を出すためにしていることはありますか？

カメラが回ってない時間にコミュニケーションをとるのはすごく大事だなと思うので、スタジオに入っていない時もなるべく会話をするようにしています。

――カンナさんにはこれからたくさんのピンチが訪れると思いますが、要さんはピンチが来た時、どのように乗り越えていますか？

僕はピンチだと思わないようにしています。僕の性格上、あまり深く考えてしまうとどんどんドツボにハマっていってしまうんで、乗り越えた時のことばかり考えていますね。それにすぐ忘れてしまうので、過去は全然振り返らない。あまりグジグジ言う方でもないですしね。男はみんなそうだと思います。

――では最後に、ドラマの見どころを教えて下さい。

カンナさんがパワフルに生きていく姿に、男女問わず勇気をもらえる作品になっていると思います。また、マギーさんの脚本には「〇〇マン」という名前のヒーローがよく出てきて、今回は「勝利マン」が出てきます。マニアックな視点ですが、そんなマギーさんの世界観に注目してみると、きっとクスッと笑える要素があると思います。