声優・千本木彩花の初ヒロインに先輩・内田真礼「引き込む力がある」と絶賛『甲鉄城のカバネリ』インタビュー

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――“ノイタミナ”のイメージについて教えてください。

千本木:アニメ枠は色々ありますが、その中でもノイタミナは少し特別なイメージがあります。アニメをあまり見ない方でも、ノイタミナは知っていたり、見ていたりしますよね。

内田:心に響く作品が多い印象があります。今回の『甲鉄城のカバネリ』もそうですが、物語に引き込まれていくというか。以前、『坂道のアポロン』(2012年4月期)に出演させていただいたことがあるのですが、ノイタミナのメインキャストとして参加するのは初めてなので今回出演できるのが嬉しいです。

千本木:『坂道のアポロン』は面白かったです。ジャズがテーマで、文化祭でピアノとドラムを演奏していたシーンは本当に感動しました。いつもはアニメをほとんど見ないような友達も見ていて、「今週のアポロン見た? あのシーンすごかったんだけど!」と話していましたね。

内田:現場ではキャストの方々が皆さんゆったりした印象で、なんだかとても優雅だったんです。逆に今の現場はすごく力強くて、激しい(笑) 作品の特徴が現場に色濃く出るんだなと思いました。

――今回、オリジナル作品です。原作モノだと多くの人々がキャラクターのイメージを持っていますが、オリジナルの場合は、役者の声がそのままキャラクターの声になります。そういうのは声優として楽しいですか?

千本木:本当に私で良いのかな? という感じはあります。

内田:あるある!

千本木:え!? 内田さんでもあるんですか? 私は第1話の自分の声を聞いたらガチガチの緊張感が出ていて危機感を感じました(笑) すでに第6話まで収録したのですが、菖蒲様の声を聞いていると、さきほど内田さんが仰っていたように成長している感じが出ているんです。回を重ねていき「千本木も良いな」と思っていただけたら嬉しいです。

内田:本当に皆さんに喜んでもらえるようにしたいですね。

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