桐谷美玲が発表 2015年は「変」の年!?

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――作品についての印象は?

設定がすごく面白いなと思いました。また、若返ったりなど予想ができない展開がある中で、すごくピュアなラブストーリーが描かれている。恐らく、高校生の頃とかではわからなかったことも、年を重ねた“今だからこそ”楽しめるところみたいのが描写されていくので面白い作品だなと思いました。どなたがこのキャラクターを演じるのだろうと思いながら読んでいましたが、実際にキャスティングを聞いたら、緊張してきちゃいました(笑)。

――共演者にはもうお会いになりましたか?

はい。この前、化け猫・黎役の及川光博さんとちょっとお話をさせていただきました。ちょうど和服をお召しになられていて、それが本当にお似合いで、黎さんそのものだと感じました。

――及川さんの第一印象は?

セクシーな方という印象です。初めてお会いした時、結構離れたところにいたので、会釈したのですが、いきなり投げキッスされて……(笑)。私が知っている“及川さん”だと思って、ドキッとしました。王子様でした。

――町田啓太さんは?

町田さんもポスター撮影をした時にお会いしました。そこまでお話は出来なかったのですが、すごく爽やかで、真白勇征という役の爽やかさと一致して、嫌味がない真っ直ぐさがある方でした。これからどういうふうに作り上げていけばいいのか、私が言うのもなんですが、町田さんと及川さんとは一緒のシーンも多いのでとても楽しみです。

――撮影で楽しみにしていること、また不安に思っていることは?

楽しみにしていることは、現実世界ではありえない、中身が65歳という役を演じることです。挑戦でもありますし楽しみです。また、大学が登場しますが、共学の大学は初体験なのでその辺りも新鮮です。みんなでカラオケや遊園地に行くこともなかったので、そういうのは楽しみですね。大変そうなのは、冬なので寒さです。見えないところにいっぱいホッカイロを貼って頑張ります(笑)。
――漫画原作の作品に取り組むときに大事にしていることは?

原作ファンの方もいるので、原作をちゃんと読んで取り入れられるようなところは取り入れるようにはしています。しかし、実写なので、漫画とは違う部分も出てきますが、そこのバランスは上手くとれるようにいつも大切に考えながら作品と向き合っています。

――澄さんの趣味は映画ですが、桐谷さんにとって印象的な作品ってありますか?

『ヒロイン失格』は、もともと原作の大ファンだったというのもありますし、こんなにたくさんの方に見てもらえたというのもすごく嬉しかったので、一番印象に残っています。

――桐谷さんの2015年を“漢字一文字”で振り返ると?

「変」ですね。変化の「変」でもあり、変顔の「変」。大学を卒業したことや、10周年の年でもありますので、いろんなことに挑戦した年だったということと、私の大好きな変顔をたくさん披露する機会があったので「変」です。

――最後にメッセージを!

青春をやり直すという“ピュアなラブストーリー”でもありますので、どんな世代の方が見ても共感ポイントがたくさん出てくると思います。私は、中身が65歳という今までにない役柄なので挑戦になりますが、また新たな一面をお見せできるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

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