サラ・ギルバート教授
イギリスのオックスフォード大学の教授でアストラゼネカ社とともに新型コロナワクチンを開発したサラ・ギルバート氏は6日、「次に起こるパンデミックは新型コロナよりも感染力と致死率が高くなる可能性がある」と警鐘を鳴らしました。オックスフォード大学で行われた講演で述べました。
ギルバート氏はまた「今回のパンデミックで得た教訓を失ってはならない」として、「将来また起こるパンデミックに備えて研究などに投資する必要がある」と述べました。新型コロナの変異ウイルス、オミクロン株については感染力を強くする変異が確認されていて「既存のワクチンが効きにくくなっている可能性がある」としています。