Cogmo Attend(コグモアテンド)の評判は?メリット・注意点も解説!

公開: 更新: テレ東プラス

「Cogmo Attendo」の総評

「Cogmo Attendo」は高い質問理解力と回答検索力が魅力!

「Cogmo Attendo」は、自然言語を的確に理解し、一問一答型の質問のみならず、複雑な分岐型の質問にも対応できる対話型のチャットボットシステムです。AIにはIBM Watosonが採用されており、高い質問理解力と回答検索力が特徴です。
その分、他社のチャットボットツールと比較すると、やや高めの料金設定になっています。

この記事では、「Cogmo Attendo」の特徴や導入メリット・デメリット、料金について詳しく紹介していきます!

cogmoattend_20210526_01.jpg画像出典元:「Cogmo Attendo」公式HP

「Cogmo Attend」の導入メリット4つ

1. IBM Watoson の採用で高い質問理解力と回答検索力を実現
「Cogmo Attendo」の1つ目の導入メリットは、AIにIBM Watsonを採用しているため、フレキシブルで柔軟度の高いチャットボットが構築できることです。

IBM Watosonとは、IBM社が世界に誇る人工知能システムで、アメリカのクイズ番組で歴代のチャンピオンに圧勝したことからその名が知られるようになりました。
人が発する質問にありがちな「曖昧さ」を的確に理解することができ、それに対する最適な回答を膨大なデータの中から見つけ出す機能に優れています。

「Cogmo Attendo」は、このIBM Watosonの高い質問理解力と回答検索力により、顧客からの質問の焦点が明確でないような質問に対しても、正確かつ柔軟に対応することができます。
さらに、最新のWatson API (Assistant) の利用により、人のコミュニケーションの癖を理解した上で、チャットボットの様々な会話形式に活用することが可能。
一問一答型やシナリオ型はもちろん、聞き返しや分岐型の会話でも、文脈を維持した柔軟な会話が設定できます。
そのため、顧客向けでも社内向けでも、あらゆる場面での活用が期待できます。

的外れな回答を防ぐことで、ユーザ満足度の向上が見込めるでしょう。

cogmoattend_20210526_02.jpg「Cogmo Attend会話例」 画像出典元:「Cogmo Attendo」公式HP

2.さまざまなビジネスツールと連携可能
「Cogmo Attend」の2つ目の導入メリットは、開発元のシステムとの連携はもちろん、豊富なビジネスツールとの連携により、社内向け・顧客向けなど、さまざまなコミュニケーションのポータルとして活用できることです。

ここで、いくつか活用例を挙げてみましょう。

例えば、開発元がリリースしている「Cogmo Search」と連携すれば、テキストの回答と同時にWebサイトやファイルを補足的に提示することができ、マニュアル回答・検索に最適な状態になります。

また、「Cogmo Attendo with ファイルめがね」という機能と連携させると、社内システムに埋もれている見積書、提案書、契約書、CADの設計データなどの正確で素早い検索が可能です。

外部ビジネスツールとの連携では、LINE、Microsoft Teams、WowTalkに標準対応していて簡単な接続が可能です。

Microsoft TeamsやWowTalkとの連携では、外出先からでも社内のFAQに安全にアクセスし、回答が得られるなど、社内利用の促進が期待できます。

LINE連携では、LINEとWebサイトを行き来することなくユーザに商品を紹介したり、質問を受けたり、最適な他商品を提案したり...というようなマーケティングが実現できます。

その他にも、APIが公開されているのでSlackやChatworkなどのビジネスチャットとの接続も簡単で、利用の用途が広がります。

cogmoattend_20210526_03.jpg「LINE上で広告も!連携画面イメージ」 画像出典元:「Cogmo Attendo」公式HP

3.AIチャットボットと有人チャットとの会話切り替え
「Cogmo Attend」の3つ目の導入メリットは、AIチャットボットと有人チャットを容易に切り替えながら利用できることです。

開発元が提供する機能「Cogmo Attendo sinclo」と連動すれば、簡単な質問には24時間365日AIチャットボットが対応してくれます。
回答が用意されていない質問や複雑な質問に対しては、オペレーターが対応するといった臨機応変な使い分けができます。
その際、オペレーターは「Cogmo Attend」の会話を見守り、必要に応じて有人対応に切り替えるという仕組みです。
1対1の電話での有人対応とは異なり、一人のオペレーターが複数の質問に対応できるようになるので、オペレーション業務の効率化が図れるでしょう。

顧客にとっては、電話をかける心理的な負担から解放されるほか、オペレーターに切り替わったとしても始めから説明する必要がなく、スムーズに会話をスタートできるので非常に便利です。

cogmoattend_20210526_04.jpg「オペレーター側の画面」 画像出典元:「Cogmo Attendo」公式HP

4.導入企業からも好評!使いやすい操作性
「Cogmo Attendo」の4つ目の導入メリットは、簡易な操作性です。

導入企業からは、「年齢層の高いオペレーターでもシンプルに操作できる」、「新人オペレーター育成に役立つ」、「オリジナルQAの登録が簡単にできる」など、使いやすいUIについて高評価の声があります。

また「Cogmo Attendo」は、企業やクラウドのさまざまなシステムと連携することができます。条件が合えばノンプログラミングでの連携も可能です。

さらに、2020年にリリースされた機能「Cogmo Attend Easy」により、「Cogmo Attend」のQAリストをCSVで一括アップロードできるようになりました。
このリストを活用することで、より簡単・スピーディーにチャットボットの構築ができるようになります!(一問一答型)
別途料金がかかりますが、よくある問い合わせ内容を手間なくスピーディーにAIチャットボット化できるので、おすすめの機能です。

cogmoattend_20210526_05.jpg「Cogmo Attend Easy の活用で構築が簡単に」 画像出典元:「Cogmo Attendo」公式HP

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「Cogmo Attend」のデメリット3つ

1.費用が高め
AIが標準搭載されているチャットボットのため、初期費用(ライセンス費用)に60万円、月額料金は10万円からと、他社のチャットボットサービスと比較するとやや高めの料金設定です。

しかし「Cogmo Attend」は、サポート体制が充実しています。

・1ライセンスで複数のチャットボットが作成できる
・既存のAIチャットボットやFAQシステムからの移行にかかる諸作業のサポート
・会話の追加やチューニングが依頼できる

チャットボット利用開始時の不要なトラブルを避けたい、運用やメンテナンスをスムーズに実施したいという企業にとっては、料金相応の導入メリットが感じられるはずです。

2.導入に1.5ヵ月かかる
通常版の「Cogmo Attend」では、会話構築はWatson Assistant管理画面から、ひとつずつ手作業で登録する必要があります。導入企業の準備次第ですが、導入には1.5ヵ月かそれ以上の期間が必要です。

汎用シナリオタイプのチャットボットには数分で利用開始できるサービスもあるため、すぐにでも導入したいという企業には向きません。

解決策として、前述の「Cogmo Attend Easy」を利用すれば、Cogmo Attend管理画面から会話のQAをCSVでアップロード登録するだけで開始可能。
通常の「Cogmo Attend」のように聞き返しや文脈維持のような細かい設定はできませんが、導入してからすぐに運用することができます。

3.電話サポートが繋がりにくい
利用者から「電話サポートが繋がりにくいので、急なトラブルなどが発生した際、スムーズに対応してもらえるのか不安」という声が上がっています。
不安な場合は導入前にトラブル発生時のフローなどについて、よく確認するようにしましょう。

「Cogmo Attend」の料金プラン

ライセンス・初期費用として60万円かかりますが、1ライセンスで複数のチャットボット作成が可能です。月額料金は10万円からで、チャットの会話数により利用料金が変わってきます。
さらに、オプション機能として、「学習・会話構築機能」が100〜300万円で用意されています。
その他にも、自社にて構築・運用ができるプランやトライアル、デモなどのサービスが用意されているので、一度問い合わせて詳しい情報を入手することをおすすめします。

「Cogmo Attend」を使うべき会社

・チャットボットの用途を分けたい企業
1つのライセンスで複数のチャットボットが作成できるので、例えば「顧客用と社内用で併用したい」「幅広い業務を効率化したい」などと考えている100人以上の規模感の企業ではお得に使えます。

・カスタマーサービス業務
AIチャットボットと有人チャットを臨機応変に切り替えながら利用できるので、顧客を対象としたカスタマーサポート業務に向いています。
シンプルで簡単な操作性なので、年齢層の高い従業員を抱えるコールセンターなどでも安心です。

・チャットボット機能と他システムを連携して利用したい企業
LINE、Microsoft Teams、WowTalk、Slack、Chatworkなど、さまざまなビジネスツールとの連携が簡単に行えます。
チャットボット機能と他ツールの機能を掛け合わせ、利用の用途を広げていきたい企業におすすめです。

まとめ

「Cogmo Attendo」は高い質問理解力と回答検索力が特徴で、フレキシブルで柔軟度の高いチャットボットの構築が可能です。

また、さまざまなビジネスツールと連携することで、社内向けでも顧客向けでも、あらゆる現場での利用用途が広がります。

自社の業務効率化はもちろん、顧客の満足度向上を促進させるための機能も充実しているので、どのような企業にもおすすめです。


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