仲野太賀、“リセットボタン”で飯豊まりえを“再起動”!?『あのコの夢を見たんです。』第4話

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南海キャンディーズ山里亮太原作のドラマ『あのコの夢を見たんです。』(テレビ東京系、毎週金曜24:12〜 ※一部地域を除く)。10月23日放送の第4話には、ヒロインとして女優・飯豊まりえが出演。数奇な運命に巻き込まれながら、大きな成長を遂げていく女子大生という役どころで、インターネット上では、飯豊の“感動のラストシーン“に「最後の表情がとてもよかった」と、絶賛の声が上がった。(以下、ネタバレが含まれます。)

実在する人気女優・アイドル・モデルたちのイメージをもとに、恋愛からファンタジーまで縦横無尽に妄想ストーリーを繰り広げる、1話完結型のドラマ。主人公・山里亮太を、民放ドラマ初主演となる俳優・仲野太賀が演じる。今回は、後悔を消して思い通りの人生を歩めるという“リセットボタン”をひょんなことから手にした女子大生・飯豊が、SFチックな物語を繰り広げる。

思いを寄せていた男友達・拓海(佐藤寛太)に、意を決して告白したまりえ。しかし拓海からは「まりえのこと、そういう風に見てなくて」と、あっけなく振られてしまう。自室のベッドで失意に沈んでいると、今度はうっかり携帯を落とし、画面をバキバキに割ってしまう。あまりの不甲斐なさに「死にたい!!!」と絶叫するまりえ。そこに謎のスーツ姿の男(仲野)が姿を表す。

パニックを起こすまりえに男は「わがままリセットボタン」を届けに来たと告げ、通販番組のような口調で説明を始める。このボタンを押すと、瞬時にあらゆる後悔を消し去ることができ、納得した1日を過ごすことができるという。言われるがままにボタンを押すと、まりえは気を失い、床に倒れ込んだ。

目が覚めると、時間は拓海に告白をした日の朝に戻っていた。教室に拓海とふたりきりになったまりえは、告白のかわりに「みんなで遊園地に行かない?」と、拓海を遊びに誘う。怪訝そうな顔を浮かべる拓海だったが、まりえは失恋を回避することに成功する。

その日の晩、ふたたび男が部屋に現れ、ボタンの使い心地をまりえに尋ねる。「おかげで後悔しなくてすみました」と感謝するまりえだったが、それを聞いた男は「ではさっそく、死んでいただきますか……」と、思いもよらぬ言葉を告げる。いわく、リセットボタンの使い心地に満足した場合は、その対価として男に命を差し出さなくてはならないという。

後出しで突きつけられた思わぬ“条件”に思わずまりえは抗議するが、男も「あなたが『死にたい』と言ったからここに来たんですよ!?」と譲らない。押し問答の末、まりえは男に「全然納得できてないです!」と逆ギレ。根負けした男は帰り、思いもよらぬ形でまりえはリセットボタンの使い放題を手に入れる。

それからというもの、まりえはささいな後悔のたびにリセットボタンを押すようになる。いつでも失敗を気にせずやり直しが効くため、テストでは満点をゲットし、思いとどまっていたキャンパスモデルにも応募。芸能界デビューをもつかみ取る。さらには拓海との交際にも成功。まさに怖いものなし、順風満帆な生活を送るまりえだったが……。

運命の波に乗りつつ、ときにはかなげな表情を覗かせる飯豊の演技に、ネット上では「声とか表情とかで魅せる人だなあ」「飯豊さんの芝居が大変良かった」との声が。深い余韻を残すラストシーンの演技にも、「最後が一番いい顔をしていた」「最後のまりえさんの表情がとてもよかった」と、感動の声が寄せられていた。

次回10月30日放送の第5話には、ヒロインとして大原櫻子が登場。日々ストレスを抱える会社員・山里のもとに、「パチン!」と風船ガムを割る不思議な女性・櫻子(大原)が現れ……。

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