佐藤二朗演じる大鉄「バック・トゥ・ザ・フィーチャーなのか?」とパニック!『浦安鉄筋家族』の“華麗なる伏線”に視聴者驚愕

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佐藤二朗が主演するドラマ24『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)の第11話が、9月18日に放送。インターネット上では、視聴者をいい意味で裏切る展開に反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で25年以上連載中の浜岡賢次による大人気ギャグ漫画が原作。千葉県浦安市を舞台に、どんな些細な出来事もドンチャン騒ぎにしてしまう個性豊かな大沢木家メンバーや、近所に住む仲間たちの“全力の日常”が描かれる。

着ている服にハンガーつけっぱなし、鼻はかみっぱなし、時計は裏返し……大鉄(佐藤)がいつも以上にだらしない。「このままだとゴミだよ」と娘の桜(岸井ゆきの)は怒り、長男の晴郎(本多力)、次男の小鉄(斎藤汰鷹)たちも苦言を呈する。妻の順子(水野美紀)は、家族サービスが足りない大鉄に「たまにはどこかへ連れて行ってくださいよ」とお願いした。

その後、大鉄が温泉旅行のチラシを肌身離さず持っていたこともあり「家族サービスなのでは?」「奇跡」と家族で大騒ぎする。さらに偶然が重なり、アメリカ・サンタモニカへ行くのだと勘違いするまでに発展。

そんな中、大鉄がとうとう家族を連れて外出すると宣言。大鉄が運転するタクシーに乗って移動中、大鉄が「たまにはこういうのもいいじゃねーか」とつぶやくと「人が変わったみたい」と順子。喜ぶ彼女に大鉄は「人は変わるんだよ」と告げた。しかし、到着したのは近所の広場。夫婦喧嘩となってしまう。順子はこれまでのうっぷんをぶちまけ「期待した私がバカだった」「家族のことどう考えているの?」と激怒。いたたまれなくなった大鉄はその場を後にした。

大鉄は怒りにかまけてタクシーを運転していると、スピード違反でパトカーに追われてしまう。うまく振り切っていくが、タクシーに落雷が……。すると、いつの間にか大沢木家へ到着。大鉄の目の前には、もう一人の大鉄と順子たちの姿があった。彼らを追いかけると、大鉄がタバコをカートン吸いし、順子に激怒されるシーンが目の前で繰り広げられる。

どうやら5か月前にタイムスリップしたらしく、大鉄は「大鉄・マクフライなのか?」「これはドク不在のBTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー)なのか?」とパニック。いきつけのファミレスに行くも、やはりそこにはもう一人の大鉄が現れて八方塞がり。未来から来た大鉄は、どうやって帰るのか、5か月前の世界でもう一人の大鉄と共存するべきなのか、頭を抱える。

未来から来た大鉄が、じつは第1話から存在していた……。視聴者が感じていた違和感を回収するような急展開に、ネット上では「まさかこんな仕掛けがあったとは」「何だこの予算の少ないバックトゥザフューチャーは!?」「まさかの1話から伏線はってたんかwww」「今までに感じてた違和感が全部まるっと綺麗に回収されようとしてる」といった声があった。

次回、9月25日は最終話。タイムスリップした大鉄は、自分の行動が過去の不思議な出来事とオーバーラップしていることに気づく。

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