野口五郎と大場久美子が夫婦役で出演!唐沢寿明主演『あまんじゃく』でキーマンに

公開: 更新:

3月30日(月)21時からテレビ東京系にて、唐沢寿明が主演する『あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い』の続編が放送。今回新たにドラマの重要なカギを握る役どころで、野口五郎大場久美子の出演が発表された。

本作は、2018年9月に放送して高視聴率を獲得し、Twitterでも日本トレンド入りするなど大きな話題を呼んだ作品。唐沢演じる元外科医の殺し屋・折壁嵩男が、法で裁けぬ悪を葬りながら、知らぬ間に巨大な陰謀に巻き込まれていくという現代医療の暗部に切り込む社会派クライム・サスペンス。前作に引き続き、木村多江が嵩男の元恋人で内科医の梶睦子、橋爪功が正体不明の弁護士で嵩男に殺しの仕事を仲介するエージェント・横倉義實を演じ、木村ひさしが監督を務める。

野口は、嵩男の恩師であり兄代わりでもあった元脳外科の名医・名和潤造を演じるのだが、「最初にこの役にオファーを頂いた時には『お断りしよう』と思っていました。以前同じような役をやった時に自分を出し切ってやり切った感じがあったので、それを越えられるかなという気持ちもありましたから。でも、お断りするにしても一応台本を読んでからにしようと思い目を通すと、難しくハードルの高い役だなと思いつつも面白く、自身の『心の内』と重なる部分も多分にあり、又プロデューサーの熱い思いにも心動かされ、自ら進んで『挑戦したい』と思う様になりました」と気持ちの変化を語る。

40年ぶりに共演した大場について、「僕の最初のドラマの奥さん(役)で、最新のドラマの奥さん(役)、まさか40年経ってまた夫婦役をやるとは思わなかったです(笑)。でも、久しぶりに会って元気そうだったから、妹世代の元気な姿をみると安心しました」とにっこり。

大場は、難病にかかり病床に伏す名和の妻・千代乃を演じる。自らの病気を克服し復帰後初のドラマ出演となる大場は、「現場の雰囲気は、とてもあたたかく心地よいものでした。久しぶりの現場という事もありましたが、脳がヘトヘトになり、一日かぎりの撮影でよかった(持ちこたえられて)と正直思いました(笑)。普段の私は『いつも元気だねー』と人から言われますが、撮影の日はほとんど挨拶とセリフ以外は言葉を出さなかったし笑顔もなかったので、現場での大場久美子のイメージは悪かったかも(笑)」と振り返っていた。

果たして野口と大場はどのような役割で嵩男に絡んでくるのか? また嵩男が巨悪と繰り広げる最後の闘いにどのように関わるのか注目が集まる。

<あらすじ>
折壁嵩男(唐沢)は、元は優秀な外科医だったが、今は相棒の弁護士・横倉義實(橋爪)から殺しの依頼を受け、法で裁けない悪人を闇へと葬り去る殺し屋だ。この日の依頼人は元料理人・宗村将史。ターゲットは三波正昭という悪徳料理評論家である。三波はかつて、宗村の娘・亜子を罠にかけ凌辱し、自殺に追いやった過去がある。嵩男は宗村の依頼を受けることに。そんな中、世間では優秀な人間の死体から心臓や脳が抜かれるという、奇妙な事件が立て続けに起きていた――。

一方、三波の暗殺計画を進める嵩男のもとに、更なる殺人依頼が来る。嵩男のかつての恋人・梶睦子(木村)の紹介だという椙山絵麻が、DV夫・啓介を殺してほしいというのだ……。

PICK UP