高橋大輔・初座長『フィギュアスケート ICE EXPLOSION 2020』を町田樹が解説!ノーカット完全版で放送

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3月8日(日)14時からBSテレ東・BSテレ東4Kにて、高橋大輔がアイスダンス転向後、初座長を務めたアイスショー『フィギュアスケート ICE EXPLOSION 2020』の“ノーカット完全版”が放送。町田樹によるスペシャル解説で伝える。

同番組は、1月10日から12日にKOSÉ新横浜スケートセンターで開催されたアイスショー「ICE EXPLOSION2020」の模様を紹介するプログラム。出演は、高橋のほかに荒川静香鈴木明子村上佳菜子村元哉中田中刑事メリル・デイヴィスチャーリー・ホワイトケイトリン・ウィーバーアンドリュー・ポジェらが集結。

昨年末にシングルの競技から引退し、アイスダンスに転向した高橋。オープニングからほかのスケーターを引き連れてのパワフルなスケーティングを披露。今年からアイスダンスでペアを組む村元のナンバーの終わりに登場し、華麗にエスコートする場面も。ショーの前半のラストは、シングル時代の代表作の一つである「The Phoenix」も、ミーシャ・ジーなどの男性スケーターとのコラボで披露、力の入ったジャンプを見せた。

後半の最初には、「Welcome to ICE DANCE WORLD!」と題して、村元とペアとなりほかのアイスダンスのペアとも共演した。8歳でフィギュアスケートを始めて25年、約9000日ということで「9000Days」というナンバーで、シングルでのスケートを締めくくった高橋は、ほかのスケーターたちに囲まれはにかんだ笑顔を見せていた。

初披露となるペアを組む村元とのナンバーはもちろん、舞台裏での出演者のインタビューも必見だ。この度解説を担当した町田からコメントが到着。以下に紹介する。

――『ICE EXPLOSION 2020』の注目ポイントは?

今回は高橋選手の”シングル競技引退”と“アイスダンス競技への門出”、この2つに対するセレブレーション(祝福)がコンセプトになっているという印象を受けました。高橋選手を中心にアイスショー全体がどう展開されていくのか、というところが見どころの一つだと思います。また、このショーではカップルが出演者の50%以上を占めています。これまで日本国内のアイスショーではシングルスケーターを基盤にショーが形成されていましたが、今回はある意味、カップルスケーターがメインのショーになっていますので、そこも『ICE EXPLOSION 2020』ならではのユニークな部分です。日本ではシングル競技に注目が行きがちですけれども、世界ではアイスダンスやペアも進化しています。ぜひこの機会にシングル競技とペアとアイスダンスというカップル競技の違いに着目していただければ、よりアイスショーをご堪能いただけると思います。

――高橋大輔を中心にしたオープニングやコラボバージョンの「The Phoenix」について

映像からも、出演者の皆さんが一緒に踊りたくて堪らない、うずうずしているような感じが観ている側にもひしひしと伝わってきました。そういう意味でもセレブレーションとしてのパーティーになったのではないかと思います。非常にアットホームでハートフルなアイスショーになりましたね。

――後半の、「アイスダンスの世界へようこそ」、という演出について

部の最後の演目が「The Phoenix」で“シングル最後の瞬間”だったとしたら、2部からは“アイスダンスの世界にやって来た高橋大輔”というような演出になっていました。映画「美女と野獣」メドレーでは、メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイトとタニス・ベルビン&ベン・アゴストの2組が、村元哉中と高橋大輔のカップルをあたたかく迎え入れていたのが印象的でした。村元・高橋組はアイスダンスの世界で戦ってきた経験者たちから見ても、楽しみなカップルなのだと思います。村元・高橋組だけではなく、日本でもめきめきと若手が実力をつけてきています。アイスダンス文化が盛り上がりつつある今、村元・高橋組がどうそこに食い込んでいくのか、非常に楽しみですね。

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