美人看護師コスプレイヤーが『家、ついて』に登場「何かに逃げたかった…」と本音を吐露

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2月17日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)は、コスプレ好きの美人看護師に密着した。

終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに「家、ついて行ってイイですか?」と頼み、その人の自宅について行く“完全素人ガチバラティ”。矢作兼おぎやはぎ)とビビる大木鷲見玲奈(テレビ東京アナウンサー) らが司会を務める。

今回、スタッフが秋葉原駅で声をかけたのはまきさん(23)。専門学校を卒業して3年目の訪問看護師をしているという。そんな彼女だが、探偵がコンセプトのカフェ(現在は閉店)でイベントをしており、ステージに立つことがあるという。

看護師になった理由を訊ねると、4年生の大学に行ってOLになることも考えていたが、大学の学費は4年間で600万〜700万円くらいかかる。片親である母は応援してくれていたものの、家にお金がないことを感じていたため、年に150万円もかからない看護師に目をつけたとのこと。まきさんは「なるべくお金を使わなくて、一生使える資格を取ろうと思いました」と回顧した。親が大学へ行くことを了承してくれていたものの、なぜ通わなかったのか問うと「(母が)無理をしてしまう」とまきさん。学生時代も「修学旅行に着ていく服がない」と話した際には、借金をしてまで買ってくれたことがあったと明かした。

そんな彼女の趣味はコスプレ。アニメ『カードキャプターさくら』や『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターで夏に開催されたコミックマーケットに参加し、大勢のカメラマンに囲まれる快感を得た。まきさんは「自分のことを見てくれる人がいるのは楽しい」とし、冬にも出たいと意欲を見せた。

彼女の中には「誰かに自分のことを知ってほしい」と、ある種の承認欲求があるという。その理由として、前の職場は脳神経外科であり、植物状態の患者と接することが多かったと回顧。そうした患者の中には、誰も見舞いに来なかったり、亡くなっても葬式が行われなかったり、様々な事情を抱える人が多くいた。「すごく失礼」としながらも「自分がこうなったらどうしよう」と思い「何かに逃げたかった」と吐露。誰にも知られないまま、仕事の往復をメインにするのは嫌で、コスプレを始めたのだと明かした。

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