又吉直樹、日本画の巨人・横山大観の傑作と対峙!島根県・足立美術館へ

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又吉直樹が、10月5日放送の『新美の巨人たち』(テレビ東京系、毎週土曜22:00~)に出演。今回は、愛する日本画を追求し、革新し続けた日本画の巨人・横山大観の世界を紐解いていく。

同番組は、旅人=アートトラベラーが、毎回作品が展示されている美術館や建築物、ゆかりがある場所などへ足を運び、作品の秘密や、アーティストの人生に迫り、より豊かな美術鑑賞の旅へと視聴者を誘うもの。市川実日子がナレーターを務める。

島根県安来市に、日本一と謳われる美しい庭園を擁する「足立美術館」がある。ここは、“大観美術館”と呼ばれるほど、大観の作品を所蔵している。その数120点。中でも毎年秋の足音と共に展示される傑作が、六曲一双の屏風に秋の渓谷が描かれた「紅葉」。大観の栄光に満ちた画家人生の中でも最も豪華絢爛な作品だ。

左隻には色づいた楓の大木が画面いっぱいに枝葉を広げており、背後の一筋の川は右隻へと続き、緩やかな流れが急転。燃えるように赤い葉、深い群青の川、白銀の飛沫……この輝きには革新的な驚きの技が! さらに飛び立つセキレイには、大観の切なる願いが託されていた。

絵からあふれる大観の思いと対峙した又吉は、何を語るのか。さらに絵画の展示という概念を根本から変える新たな試みも紹介する。

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